皆さんは「お刺身アート」なるものをご存じでしょうか? マグロやサーモン、ハマチといったさまざまな魚の刺身をお皿の上でアート状に表現した作品のことで、いまSNSを中心にジワジワとブームになっています。

中でもそのパイオニア的存在として注目を集めているのが、mikyou(@mikyoui00)さん。彼のインスタグラムには、人魚姫やラプンツェルといったプリンセスやドラゴン、ペガサスといった伝説上の生き物などさまざまなお刺身アートが投稿されており、そこにはアートと呼ぶにふさわしい美しく華麗な世界観が広がっているんです!

そんなmikyouさんに、お刺身アートを始めたきっかけモチーフの決め方などお話をうかがってみることに。彼の作品の数々、いったいどんなふうに作られているんでしょうか?

【お刺身アートは偶然誕生した!?】

まず気になるのは、お刺身アートを始めたきっかけ。刺身は日本人にとって馴染みの深い食べ物ですが、このようにアートで表現するという発想はこれまであまりなかったように思います。少なくとも私が目にしたのはmikyouさんの作品が初めて。いったいどうやってお刺身アートを思いついたんでしょうか?

「お刺身アートを始めたきっかけは曖昧なのですが、鶴造りを真似てやってみたら女性の後ろ姿ができてしまったって感じです」

最初から狙って作ったわけではなく、偶然の産物として誕生したというのが正解のようです。

【どのようにアイデアを出しているの?】

さて、mikyouさんの作品のテーマは幅広いですが、毎回作る前にどのようにアイデアを出しているんでしょうか?

「以前はスケッチブックにイラストを描いて刺身の切り口の形をイメージしながら盛り付けを考えてました。最近はモチーフを決めずにまず刺身に切って並べていき、何かに見えてきたらそれを形にしていくことが多いです」


パズルのように組み合わせたり、何かに見立てたり。想像力をはたらかせるプロセスは、アートそのものといえるかもしれません。

【食材の調達はスーパーで】

毎回、どんな魚の刺身が使われているかも興味を惹かれるところ。マグロやサーモンといった定番のお刺身から、ときにはヒゲソリダイキビナゴ、シマウマノシタといった珍しいものまで! mikyouさんはどこで食材を調達しているのでしょうか?

「普通にスーパーで買ってますよ! 愛媛県松山市という土地柄、瀬戸内の鮮度の良い魚が安価で身近に手に入ります」

なるほどー、これはもう海沿いの県に住んでいる人の特権ですね。うらやましい~! 値段も比較的お安いということで、お刺身アートも気軽に挑戦できそうです。

【お刺身アート、挑戦してみる?】

なお、あとでおいしく食べられるように、盛り付けは箸を使う、刺身を切るときは最小限の接触にするといった点にも気をつけているというmikyouさん。お刺身アートを楽しんだ後は、いつも家族みんなでいただいているのだとか。目で楽しんだ後は味わって楽しめる。これもお刺身アートの面白いところですね!


これまでのお話を読んで「自分もやってみたい!」と思った方も多いのでは? 特別むずかしいテクニックが要るわけでもなく、スーパーに売っている身近な食材で始められる「お刺身アート」。皆さんもトライして、「#お刺身アート」のハッシュタグでSNSに投稿してみてはいかが?

参照元:Instagram @mikyoui00
画像:mikyou, used with permission
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch