スーパーなどで販売するには「見た目がちょっと……」な野菜や果物が、美しいアート作品になっちゃった!?

今回紹介するのは「Ugly Produce Is Beautiful(醜い作物は美しい)」と名付けられたキャンペーンから生まれたアート作品。

2016年にインスタグラムアカウントを開設して以来、多くの人々から感心が寄せられているんです。

【野菜と果物の万華鏡や~!】

インスタグラムに並ぶのは、規格外の野菜や果物で作られた、カラフルな作品の数々。

ナスやニンジン、オレンジといった食物をカットして、さまざまな形に組み合わせた姿は、まるで万華鏡のようです。

【ちょっぴり妖しげなところも最高】

「半分に割ったアボカドと紫色の花」といった具合に、花や葉っぱを組み合わせることもあるようで、本当に見ていて飽きないっ。

色の洪水と言いたくなるほど華やかで、ほんのちょっぴり妖しさもあって……唯一無二の魅力に吸い込まれてしまいそうになるわ~!

【なぜキャンペーンを始めたの?】

キャンペーンを立ち上げたのは、食品ビジネスに30年携わってきた女性サラ・フィリップス(Sarah Phillips)さん。

インスタグラムで公開されている作品のスタイリングはすべてサラさんが行っており、撮影も担当しているといいます。

サラさんがキャンペーンを始めた理由は、「食べずに廃棄されてしまう食品があまりにも多い」こと。

特に規格外の野菜や果物の場合、少しでも傷があるだけで店頭に並べられず、廃棄されるか埋め立て地で腐っていくだけ……。

こうした状況を変えたい!規格外でも購入しておいしく食べてほしい!という思いから、キャンペーンをスタートさせたそうなんです。

【見たらきっと引き込まれる!】

食物に対して熱い思いを抱いているからこそ、これほどまでに芸術性の作品を完成させられるのかも。

背景を黒で統一することで、野菜や果物の美しさを際立たせている点もお見事です。

見れば見るほど引き込まれていく「Ugly Produce Is Beautiful」の世界。1度見たら最後、スクロールする手が止まらなくなるはず~!

参照元:Instagram @uglyproduceisbeautifulUgly Produce Is Beautiful
執筆:田端あんじ (c)Pouch