中華街を歩く楽しみのひとつが、お店の前で売られているホッカホカの肉まん。あの味わいを気軽に再現できるという“手作り肉まんキット”を見つけちゃいました!

それが、横浜中華街にお店を構える「招福門」がオンラインショップで販売する「凄旨! 逸品伝授・肉饅頭の素」です。

なんでも「小さなお子様でも遊び感覚で作れる」そうなんですが……ホントに~~~!? 気になったので、私もお取り寄せして体験してみることにしました。はてさて、どのぐらい本場の味に近づけるのか……いざ、トライ!

【想像以上にコンパクトなパッケージ】

こちらのキット、全部で肉まんが4個作れるとのことですが……届いた箱は意外にコンパクト。

カステラ1号分ぐらいのサイズの箱に、生地となるブレンド粉、肉まんの餡(あん)となる肉団子、敷紙4枚、作り方の説明書が入っています。

【子どもも楽しく生地をこねこね♪】

今回は小学4年生の子どもと一緒に作ってみることに。まずはボウルにブレンド粉とぬるま湯を入れ、粉が手につかなくなるまでよく練ります。


練る作業は子どもでも簡単にできるので、楽しそうにやっていましたよ!

10分ほどすると、生地がひとまとまりのボールサイズに。思ったよりも固い生地に仕上がったのでちょっと気になりましたが、水は分量通りに入れているので、よしと判断して進めました。

【生地を薄くのばすのが難しい~!】

次は打ち粉をした台の上で生地を棒状にし、4等分にカットして手で丸めます。

さらに、生地を綿棒でのばしながら円形にしくのですが……ここでちょっとした問題発生! 生地が固くて、薄くのばせなかったり、無理に力を加えるとぶちっと切れそうになったりで、きれいな円形が作れないのです。


やっぱりもう少し水を足したほうがよかったのかも? なんだか先行きが不安になってきたぞ……!!

【肉団子を包みます】

なんとか円形にのばした生地で、肉団子を乗せて包みます。肉まんの餡がセットに含まれているのでイチから作る手間がないのは嬉しい!

ただ、包む作業もなかなか至難の業。やはり生地がうまくのびてくれず、ひねって閉じるのが大変でした。あのてっぺんの渦のような模様を美しく作れたら、見栄えよくなりそうなのになぁ……。

【手作り肉まんのできあがり♪】

さて、ここまで来たらあとは蒸すのみ! 付属の敷紙に肉まんを乗せてセイロや蒸し器に移し、強火で8~10分間蒸します。

さてさて、できあがった肉まんはというと……ジャジャーーーン!! ……うん、正直ちょっぴり不格好なのは否めない。でも、それも手作り感があって、見ていると愛おしくなってくるような……。

食べてみたところ、やはり生地がやや固めな感じがしました。とはいえ、できたてのふかふか肉まんはやはりとってもおいしい! 小ぶりなのもあって、親子でペロリでした。

【おうちで気軽に肉まん作り体験!】

というわけで、子どもと一緒に楽しんで作れた「凄旨! 逸品伝授・肉饅頭の素」。招福門のオフィシャルネットショップで税込1620円(送料別)で販売中ですので、興味を持った方はチャレンジしてみてくださいね。

正直、中華街の味わいと同じと太鼓判を押せる再現度にはいたりませんでしたが、「自分たちで作った」という特別感は何物にも代えがたいものがありますよ!

参考:招福門オフィシャルネットショップ
撮影・執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch
Photo:(c)Pouch

▼YouTubeで作り方動画も公開中。観ながら作るとスムーズかも!