アメリカ・サンフランシスコのフォトグラファー、アレックス・ステンプレウスキー(Alex Stemplewski)さんが、インスタグラムで「エッセンシャル・ワーカー・シリーズ」と名づけた一連の写真を公開しています。

エッセンシャル・ワーカーとは「欠くことのできない職業の人々」という意味。医療従事者はもちろん、飲食店や小売店で働く人たちも含まれます。

毎日命をかけて世界を支えている人々に感謝の意を表し、世界中に彼らの勇敢な顔を見てほしいという思いから、モデルとして撮影させてくれないかと自ら交渉、その姿を撮影し続けているんです。

【マクドナルドのスタッフの反応がかわいい】

まず最初にモデルとして選ばれたのは、マクドナルドのドライブスルーで働くスタッフたち。

インスタグラムには、写真のほか、交渉の様子や撮影風景をとらえた動画も公開されているのですが、みんな思い思いにポーズをとってくれていて和やかな雰囲気!

撮影された写真を確認した際には「おぉ、かっこいい〜!」と喜びをあらわにしていて、見ているこちらも心が和みます。

【カメラマン「こんなことは2度と起きてほしくない」】

コストコで働くスタッフたちを撮影したものも。こちらの写真は、普段と違う店内の雰囲気を伝えるために、敢えてダークな仕上がりにしたそう。

最前線で働くスタッフの勇気を称えつつ、

「誰もが人と距離を置き、マスクを着用するように指示されている。これまでこんな光景を見たことがなかったし、もう2度と起きてほしくない」

とコメントしています。

【マスクや手をよ~く見ると…】

また、看護師たちをモデルに撮影したシリーズでは、マスク表面や手のひらにキラキラと輝くグリッターが塗布されています。

ウイルスと闘ってきた軌跡をリアルに感じられる、美しくも切実な演出に、思わず息を呑んでしまいました。

いずれも最前線で働くひとたちへ、改めて感謝を伝えたくなる作品ばかり。みなさんもぜひご覧になってみてください。

参照元:Instagram @alexanderthegreat
執筆:田端あんじ (c)Pouch