マスクをするときのお悩みと言えば、息苦しいこととメイクがマスクに付いてしまうこと。この2つが解消されればいいなぁと何度思ったことか……。

そんなとき、最近はマスクの下に付ける「インナーマスク」があることを知りました。なんでも、これを付けるとマスクが口にはりつかないので呼吸がしやすくなり、メイクうつりも少なくなるそうです。

これは試してみた〜い!ということで、実際に使ってみました。

【かなり立体的!】

最近はドラッグストアでも見かけることがありますが、今回はアマゾンで評価が良かった「3D立体快適マスクフレーム」を注文してみました。お値段は3個セットで481円(税込み)

半円状の骨組みのような、立体的な形をしています。

素材はプラスチック製。硬いので形は変えられません。

【サイズには要注意です!】

ただ、想像していたよりも大きい印象で「マスクの下に付けたら目立つんじゃ……?」と心配になってきたので、まずはマスクとの大きさを比較してみることにしました。

<Mサイズは許容範囲>

一般的な普通サイズのマスクと組み合わせてみると、すっぽり隠れるぐらいの大きさでした。

実際にマスクと一緒に顔に付けてみると、口元がやや膨らみます。

インナーマスクを付けていることは気づかれてしまうと思いますが、そこまで不自然な印象はないので許容範囲ではないでしょうか。

<女性向けSサイズは要注意!>

次に、いつも使っている小さめサイズの布マスクと合わせてみましたが、マスクの布にギリギリ隠れるかな?というぐらいのサイズでした。

顔に付けたときも、布の面積が小さいのでインナーマスクの立体感が目立ってしまい、横から見たときに明らかに顔からマスクが浮いています。これで外に出るのはちょっと恥ずかしいかな……。

その後、普通サイズの使い捨てマスクを付けて2時間ほど外出してみることにしました。気になる息苦しさやメイクうつりなどをを中心に、実際に使ってみて感じたメリットとデメリットをお伝えしたいと思います!

【大きなメリットはふたつ】

まず、1番のメリットは息苦しさがかなり改善されたこと。インナーマスクのおかげで不織布が口元にくっつかないので、かなり呼吸しやすくなりました!

そしてもうひとつ素晴らしかったのは、メガネが曇らなかったこと! マスク+メガネの組み合わせはいつもメガネが曇るので困っていたのですが、全くといっていいほど曇りませんでした。

もうひとつの悩み「メイクうつり」に関しても、かなり軽減されています。

メイクうつりが分かりやすいようにリキッドファンデとチークを濃いめに塗ってみたのですが、着用後のマスクにはほんのりファンデが付いている程度。

これならほぼ汚れていないと言ってもいいと思います。

【ちょっと気になるデメリット】

マスク自体にはメイクがうつらなかった代わりに、インナーマスクにはしっかりファンデが付いてしまいました。

ただ、さっと水洗いしたり除菌シートで拭けばすぐにキレイになるので、マスクに付くよりもお掃除しやすかったです。

また、見た目に関しては気になることがいくつかありました。

・薄いマスクだと、インナーマスクが透けて見える
・はずした後、頬にうっすらとではあるけどインナーマスクの跡が付く
・食事などでマスクを外すとき、インナーマスクはどうすればいいかな?と悩んでしまう

そして個人的な意見だということは重々承知なのですが、いつも小さめサイズのマスクを使うことが多い私は、サイズが小さめのマスクと合わせて使えればいいのに……と感じました。

【息苦しさの解消には効果抜群!】

個人的にはサイズや見た目のデメリットが大きかったのが残念でしたが、呼吸はものすごくラクになったのはたしかです。どちらかと言うと、メイクをしない&普通サイズのマスクを使うことが多い男性にオススメしたいかもしれません。

探してみたところ、種類は少ないけれど女性向けの小さめインナーマスクも販売されているようなので、今後はそちらを試してみようかなと思っています。

お手軽なお値段で買えるので、気になっている方は自分に合うサイズのインナーマスクを探してみてはいかがでしょうか?

参考リンク:Amazon
執筆・撮影:五條なつき
Photo:(c)Pouch