少し前から、SNSを中心になっているダイソーの「塗る香水」。わたしも使ってみたい!と思いつつ地元や出先でダイソーをチェックするも、なかなか出会えず……。

先日、や〜っと手に入れることができました〜!

香りや持ちなど、全5種類の香りを試してみた使用感をお伝えしますっ。製品の良し悪しとは別に、やや気になる点も……?

【10回分が小分け入ってます】

ダイソーで販売されている「塗る香水」はパウチ状で、中にボディミルクのような香水が入っています。

名前はもちろん、香水ビンをアレンジした見た目が可愛すぎてもうキュンキュンしちゃいますよね〜!

5種の香りが1セット×2枚、計10回分が税抜100円という100均ならではのお手頃さも魅力です。

外袋を開封した瞬間からふわっといい香り♪ さっそく使ってみました。

【香りはハッキリ違います】

まずはそれぞれの香りの印象から。わたし個人の感想ですが、以下のとおりです。

・ROSE
バラの香りがほのかにしつつも、お香のようなスモーキーさがあります

・LightWood
こちらはその名の通りウッディな中に、ちょっぴりアクアっぽい香りも

・Citrus
想像する柑橘系よりは甘い香り。1番香りが弱かったです

・Vanilla Musk
こちらはベビーパウダーのような香り。バニラはあまり感じません

・Sweet Floral
甘さとさわやかさのバランスがいい、華やかな香りです

全種試した中で、個人的に1番気に入ったのは「Sweet Floral」でした。

というのも、かつて愛用していた “ザ・ボディショップ” のフレグランス「アナーニャ」に少し似てるような気がしたんですよね……。

いずれにせよ、どれも特徴があってハッキリと違う香りだったのは驚き。

香りの強さはそこまでではなく、共通して少しお香のような深みを感じるのですが、それがかえって日常づかいしやすいのかもしれません。

【乳液のようなテクスチャです】

全種共通のテクスチャについては、いわゆる「香水」のような液体ではなく、かといって「練り香水」やクリームのような固さでもなく、さらっとした乳液状でした。

1回分の量は両手のひらにすり込んでもちょっと余るくらい。塗ったあとはしっかりなじんで、ベタつきなども気になりませんでした。

手首や耳の後ろなどにも使える、まさに「塗る香水」といった質感です。

【香りが予想外に長持ち!】

驚いたのは、かなり香りの持ちが良いこと。最初は手の甲にすり込んでしまったので、何かと手を洗うことを考えると失敗だったなと思ったのですが……。

余った分を手首からひじにかけて塗っていたからか、手を洗うために袖まくりするたびにフワッと香るんです。

午前中につけて、それこそ夜にお風呂に入るまで、香りが持続していたのにはびっくり。

塗る場所を選べば、終日楽しめること間違いなしです。

【気になる点は…】

皆さんもぜひ使ってみてください!と言いたいところですが、気になる点も。

・そもそもめったに出会えない
まず、コレに尽きます。ほんっとうに、1ヶ月近く売っている店舗を見つけられませんでした。

・5種の香りに好き嫌いが…
当然のことながら、好きな香りと苦手な香りってありますよね。この香りは使わないなあ、というものも含めて5種セットを買うしか、現状選択肢がありません。

・裏面の説明文が???
これは本当に “気になる” 以外の何物でもないのですが、パッケージ裏面の香りの説明が謎すぎます。

「豊なバラの香り」「殷殷で中性的な香り」「爽やかささわやかな香り」と、読めるけどあやしい日本語がズラリ(笑)。

ちなみに「殷殷(いんいん)」というのは、中国語だと「丁寧」というような意味ですが、日本語の場合は「鐘などが鳴り響く」という意味があるそうです。ゴ〜ン!

【見かけたらぜひ使ってみて♪】

とはいえ、総合的に「塗る香水」というコンセプトやほどよく楽しめる香りの強さ、持ちの良さと、とても100円とは思えない商品であることは間違いなし。

小分けにすれば、お出かけ時にかさばらず持ち歩きやすそうなのも良き。めったに出会えませんが、見かけたらぜひトライしてみてください☆

願わくは、香りごとの10回パックもぜひ製造していただきたいです……!

参考リンク:DAISO
執筆:森本マリ (c)Pouch

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