ちょっと前まで冬らしくない暖かさだな……なんて思っていたのに、急に寒くなりましたね。

それにしても今年は、オフィスが寒い! 感染対策でドア全開&窓も開けて作業しているので、冷え性のうえに席が窓際という私は寒さに凍えています。

ひざ掛けや背中にカイロを貼って防寒対策してるけど、パソコンを打つ手が冷えっひえです。

そんな中、ドラッグストアのカイロコーナーで見つけたのが手首に巻きつけるカイロ「巻きポカ」なる商品。これは私のために作られたんでないの? というわけで、実際に使ってみましたぞ。

【手首に巻くカイロ「巻ポカ」】

桐灰「巻きポカ」は、専用ホルダー2個と専用温熱シート4個入りのセット。希望小売価格は780円(税抜)でした。

黒いリストバンドみたいな専用ホルダーの中に専用の温熱シートを入れて、手首に巻きつけて使います。

ホルダーにはマジックテープがついているので、自分の手首のサイズに合わせて巻くことができますぞ。

【手首が温められているという不思議さ】

手首に巻いてからしばらく経つと……じんわり温かくなってきました!

温熱シートの部分が手首の内側に当たるように巻くと、なんとなく血流がよくなる感じがしますね。ちなみにシートをホルダーの中に入れているから、アッツアツ!! になることがなくて安心です。

いままで温めたことのなかった場所を温める不思議さ……じわじわポカポカ温かくて、これは気持ちいい。上半身が温かくなる感じがします。

指の先までポカポカ温かくなるというほどではないんですが、悩んでいた手先の冷えはかなり解消されましたよ。

あと、いつもは手の冷えを温めるために何度もお茶を入れるんですが、「巻きポカ」を巻いているときはほとんどお茶を入れてないことに気づきました。

【しかし気になる点も】

個人的にはこの「巻きポカ」、毎日使うほど気に入ってる……のですが、気になる点もいくつか。

・巻いたときのビジュアルがファイターっぽい

真っ黒でちょっと厚手の生地で作られている巻きポカ。手首に巻きつけたときの姿が……なんか、ファイター感満載です。隠すために上からセーターをかぶせると……モッコリ。手首のシルエットが崩れてしまうので、ジャストサイズのトップスは要注意。温かさ or オシャレ、という厳しい選択を強いられます。

・温熱シートの持続時間がちょっと短い

中に入れる温熱シートの最高温度は60度で、約6時間温かさが持続。一般的なミニカイロは約10時間持続なので、ちょっと短めです。朝から腕に巻いて仕事をしていると、寒さ厳しい夜にはヒエヒエ……なんてこともあるので使うタイミングをちゃんと考えなくちゃいけません。

・初期セットには温熱シートが2回分しか入ってない

価格は780円(税抜)と普通のカイロよりお高めですが、セットに入ってる温熱シートは4個(2回分)だけなので要注意。10個入の取り替え用シートも340円で売っているので、継続使用するなら合わせて買っておくことをおすすめします。

【手首を温められるのは発明だと思う】

なんやかんやと言いましたが、私はファッションよりも温かさをとったので、毎日スキマ風の吹くオフィスで使っています。

家やオフィスが寒くて手がかじかむ人、手先が冷えやすい人は「巻きポカ」1度お試しあれ……! ちなみに、手首用だけではなく、足首用も売っていますぞ。

参考リンク:小林製薬(桐灰)楽天Amazon
執筆・撮影:御花畑マリコ
Photo:(c)Pouch