「奇想の画家」と呼ばれる伊藤若冲。「千載具眼の徒を俟つ(千年後に理解されればいい)」という言葉を残しただけあって、近年では展覧会なども大人気。

そんな若冲の人となりに迫ったドラマ『ライジング若冲』が2021年1月2日、NHKの正月時代劇として放送されます!

W主演を務めるのは、中村七之助永山瑛太。このドラマ、めくるめく美の世界を生み出した男たちの“愛”にも注目なのだそうです……!

【男たちの愛と絆を描いた物語】

今でこそ若沖の熱狂的なファンも多いものの、謎に包まれている部分が多く、その実像について詳しく知らない人も多いのでは?

綿密な考証と大胆な仮説に基づき、初めて本格的にドラマ化されたのがこの作品なのだそう。

本作の主要キャラとなるのが、中村七之助演じる若冲と、永山瑛太演じる僧侶にして詩人、そして若冲の名プロデューサーでもある大典。

ふたりは初めて会ったときから強くひかれ合い、深い心の絆で結ばれるように。ドラマでは、若冲の最高傑作とされる「動植綵絵(どうしょくさいえ)」における、ふたりの愛と絆にまつわる物語が描かれるとのことです。

公式サイトにアップされた画像では、ふたりが手を取り合うシーンなどもあり、何やら艶めかしい雰囲気も……!

【ネットでも期待の声が高まってます!】

このドラマ放送のニュースに、ツイッターでは

「美しき僧侶。すげーな。伊藤若冲、円山応挙、池大雅は同時代に活躍してたのか……。夢のようじゃん。」
「正月いちばん楽しみにしてるドラマ!!」
「制作、俳優の布陣で“良いに決まってる”と想像出来てしまうではないか」
「とにかく瑛太が七さんを綺麗で美しくて妖艶でたまらないと惚れ抜いて芝居したのがよくわかりました」

などの声があがっています。「円山派」の祖となる画家・円山応挙を演じる中川大志さんに注目している人も多いようですよ!

名優・石橋蓮司さんも煎茶の茶神・売茶翁役で出ているようで、蓮司さん推しの私としては密かにうれしい……。

【お正月にふさわしいアートな時代劇】

『ライジング若冲』はNHK総合で2021年1月2日午後7時20分~8時35分に放送されます。

また、BSプレミアムで1月16日午後9時~10時30分に完全版が放送予定です。

若冲ファンの皆さんはもとより、初めて知るという人にも興味をかき立てられるであろう作品。アートな一大エンターテインメントに皆さんぜひご期待ください!

参照元:NHKTwitter @NHK_GTV
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch

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