Netflixで大人気の「韓国ドラマ」。

愛の不時着』が大ヒットしてからというもの、TOP10内に常に作品がランクインするほど注目度が高まっています。

そんななか、Netflixの公式ツイッターが解説したのが韓国ドラマにおける「サツマイモ」と「サイダー」の意味

【韓国で愛されるサツマイモとサイダー】

韓国で親しまれている、サツマイモとサイダー。

サツマイモは、キムチと一緒に食べることも多いポピュラーな食材

いっぽうサイダーは、韓国では「遠足や運動会のお供」として、おなじみのドリンクのようなんです。

特にサイダーは、K-POPアイドルたちも、よく飲んでいますよね~。

【韓ドラに欠かせない「形容詞」でもあるんです】

在韓歴17年の韓国語教育者「ゆうき先生」こと稲川右樹さんの解説によれば、韓国ドラマで起こる展開を表現するときに、しばしば「サツマイモ」「サイダー」という言葉を用いるのだそう。

それぞれには、

サツマイモ(食べすぎると喉に詰まる)=胸がつかえるような苦しいシーン
サイダー=スカッとする胸のすくようなストーリー展開

という意味があるらしく、目からウロコ~!

なお、サツマイモは韓国語で「コグマ」といい、「なかなかうまくいかなくて歯がゆい……」といった展開が続くときに「コグマ」と表現するんですって。

【『ヴィンチェンツォ』の演出にご注目】

ちなみに……現在Netflixで配信中の韓国ドラマ『ヴィンチェンツォ』にも、サツマイモやサイダーがひんぱんに出てきます。

しかも、胸がつかえるシーンやスカッとするシーンに、サツマイモやサイダーそのものを登場させており、遊び心のある演出にニヤリとしちゃうっ。

「実はこんな意味がある」という点に注目しつつ、改めて観返してみるのも面白いかもしれません♪

参照元:Twitter @NetflixJPNetflix / note
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:(c)Pouch