いまNetflixで話題沸騰中の韓国ドラマ『イカゲーム』。物語は多額の借金を抱えた人々が、子供の頃に遊んだゲームで対戦していく、というもの。
そのゲームの1つとして登場したのが、ダルゴナキャンディーを使った型抜きゲーム。
観ているうちに「これ、やってみたい!!」と、ドラマの内容以上に気になり、すぐさまダルゴナキャンディー作りを開始!
これが長丁場の戦いになることも知らずに……。
今回は、20回以上の試作を重ねて発見した、再現率が高くなるコツも合わせてご紹介していきますよ~!
【ダルゴナキャンディーとは】
「ダルゴナキャンディー」とは日本でいうところの「カルメ焼き」に、星や動物などの形が型押しされているもの。
韓国人の友人いわく、型を崩さずにくり抜くことが出来れば、もう1つキャンディーをもらえるそうです。
韓国では30年ほど前から屋台で売られていて、いまは自宅でも作れる専用キットも販売されているくらい愛されているとのこと!
本場のスタイルだと、お玉を使って直火で作るそうですが、我が家にガスコンロがないため、IHコンロとフライパンで作ってみました。
直火の場合でも、材料や火加減は同じで問題ないと思います。
【材料】
作るサイズによって材料の分量が異なります。
・大サイズ1枚分
グラニュー糖 大さじ2(30g)
重曹(ベーキングソーダ) ひとつまみ
・中サイズ1枚分
グラニュー糖 大さじ1.5(22g)
重曹(ベーキングソーダ) ひとつまみ
このほか、お好みのクッキー型とクッキングシートもご用意ください。
試作を重ねた結果、失敗が少なく作りやすいのは大サイズで、ドラマを忠実に再現するならば中サイズ。
初めは大サイズで試してみて、コツをつかむことをおすすめします!
重曹の目安はティースプーンの先にほんちょっと載せる程度です!
【作り方】
作り始めるとあっという間で、5分もかからずに完成します。
<作る前の3つの心得>
・作りはじめる前に使うものを全て計量して準備しておく
・欲張らず1回分ずつ作る
・グラニュー糖が溶けたあとは焦げやすいのでスピーディーに
まずはフライパンにグラニュー糖を入れ、弱火(IHだと2-3の火力)で加熱。じっくり加熱することが大事。
1-2分経つとグラニュー糖が溶け始めるので、菜ばしでぐるぐる混ぜて均等に溶かしていきます。
溶けきったら、時間との戦い。火を止めて重曹を投入!!
クリーミーな状態になるまで混ぜます。
クッキングシートの上に流し入れたあとは、10-15秒待って表面を少し固めます。
底が平らな耐熱のコップで押して、均等な厚さに広げます。
すぐさまクッキー型を押し込んだら……
完成!!
【失敗例】
試作で失敗したときのパターンもご紹介します。
・強めの中火(80%の火力)で作ると焦げる
・重曹を入れ過ぎるとボコボコした泡だらけになる
・ゴムベラだと生地が混ざりにくい
・生地が熱々すぎるとコップにこびり付く
このあたりに気をつければ、失敗なく作れると思いますよ!
【楽しみ方もいろいろ】
「イカゲーム」のように型をくり抜いて楽しんでも良し!
ラテや紅茶に入れて、香ばしいカラメル風味を味わうのもおすすめです♪
最初は難しく感じると思いますが、何個か作ると型押しするタイミングもつかめてきますよ♪
作って楽しい、型抜きして楽しい、食べて美味しい一品ですので、ぜひぜひお試しあれ!
撮影・執筆:香月実穂
Photo:(c)Pouch
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