ゾンビ系作品をはじめ、無類の海外ホラー好きではあるものの、ジャパニーズホラーだけは苦手な私。
幼いころに観た心霊番組のトラウマなのか、あるいは海外作品よりもリアリティーを感じるせいなのか、大人になった今でも怖くて直視することができません。
そんな私が出会ったのが、『犬鳴村 恐怖回避ばーじょん』。
『呪怨』の清水崇監督によるホラー映画『犬鳴村』の恐怖回避バージョンで、ホラーなのに笑える(!)とSNSで話題になっているんです。
【ジャンルも「コメディ」になってる!】
『犬鳴村』の大ヒットを受けて誕生した “恐怖回避バージョン” 。
Amazon プライム・ビデオで配信中との情報をキャッチしたので、さっそくアクセスしてみると……ジャンルのところに「ホラー、コメディ」って書いてある!
コメディならば、ジャパニーズホラーが苦手な私でもイケるかも……!?
【これは笑うわ(笑)】
ややビクビクしつつも、「コメディ」の部分に期待を込めて再生してみたところ……まさかの冒頭10分間ずーっと笑いっぱなし。
「このあと恐怖シーンがあるよ!」と陽気にお知らせしてくれたり、怖い場面をスタンプでキラキラデコレーションしてくれたり、幽霊から逃げるときに運動会みたいな音楽が流れたりと、ガンガン畳みかけてくるではありませんか。
その後も、怖いな~いやだな~と思った次の瞬間、クスッと笑える演出をブッコんでくるので、アフターフォローは万全。
しかも、本当に怖い場面はアニメーションで全消し(!)する神対応ぶりで、怖がりにとってはありがたや~♡
【突然やってくるワンワンパラダイス】
さらにジワジワくるのは「犬」の演出。映画のタイトルにちなんで、犬がめっちゃ出てくるんですよ。
たとえば、これから怖いシーンが来るぞ……という絶妙なタイミングで、画面上に犬が大量発生。
「ワンワンワン!」と元気に吠えながら、そこらじゅうを走り回って、恐怖映像を隠してくれるんです。
犬が出てくると、おどろおどろしい雰囲気が一変。たちまちワンワンパラダイスと化すため、カオスすぎて爆笑不可避!!!!!
【無理な人もいるかもです】
本作は、最初から最後までこんな感じ。
「ちょ、なにこれ(笑)」の連続で、製作陣の「やるならとことん」という思いが伝わってきます。
ただし、元となっているのは超本格ホラー作品。
幽霊の顔がところどころ映り込む上に、ビクッ! とする演出も含まれているので、 “恐怖回避” できない人もいるかもしれません……!
参照元:Amazon プライム・ビデオ、YouTube、Twitter検索 犬鳴村 恐怖回避ばーじょん
執筆:田端あんじ (c)Pouch
▼ 『犬鳴村』恐怖回避ばーじょん告知映像
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