ステイホームが後押しするかたちでやってきた「第4次韓流ブーム」。
韓国ドラマやK-POPにハマると、それに付随するかたちで韓国語への興味が湧いてくるものです。かくいう私もその1人。
ある調査によると、Z世代と呼ばれる15〜24歳のあいだでは韓国語が常用化。
約5割が「自分もしくは周りの人が普段の生活に韓国語を取り入れている」と回答していたそうなんです!
【若い世代の数字にご注目】
参考にしたのは、Duolingo Japan Reportが10〜50代の男女500名を対象に行った「韓国語に関する調査」。
ドラマ、映画、音楽などの韓国コンテンツに興味がある人は全体で48.6%。
年代別に見ると、10代が58%、20代が62%と、他世代よりも抜きんでていることがわかります。また「韓国コンテンツが韓国語を学ぶきっかけになった」と回答した人は全体で76.5%。「韓国を学ぶことで韓国コンテンツをより楽しめる」と回答した人に至っては82.3%にまでおよんでいました。
【浸透率がすんごいです】
注目したいのは、
「普段の生活の中で、自分もしくは周りの人が韓国語(フレーズや単語)を使っているシーンがある」
と回答した人の割合。
全体では33.8%だったにもかかわらず、Z世代では約半数にあたる46.7%が韓国語を使っているシーンがあると回答しています。さらに、30代以上の世代と比較すると20%以上高い(!)ことがわかったんです。
【チンチャにオッパ…いくつわかるかな?】
Z世代の中でよく使われている、もしくは聞く韓国語として挙げられていたのは次のとおり。
・アンニョン / アンニョンハセヨ / アンニョンハシムニカ(こんにちは、などの挨拶言葉)
・サランヘ / サランヘヨ(愛してる)
・カムサハムニダ(ありがとうございます)
・チンチャ(本当 / マジ)
・オッパ(女性が年上の親しい男性を呼ぶ名称)
・チョアヨ(いいね / 好き)
・~ニダ(~です)
私はZ世代よりもはるかに年上ですが、K-POPの趣味友とやり取りするLINE&SNSでは「アンニョン」を多用しています。
「チンチャ」は、SNSなどでよく見かける「チンチャそれな(マジそれな)」が有名。
「オッパ」は、恋人を呼ぶ名称としても使われる言葉。男性アイドルに対して「オッパ呼び」する年下ファンも多いので、ご存じの人もいるのでは!?
「韓国語の常用化」は、日常的に韓国コンテンツに触れていることで起こる「あるある」現象といえるかもしれません。
それではみなさま、アンニョン!
参照元:プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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