日本テレビの秋クール日曜ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』。2022年11月13日夜10時30分から放送された最終回を観た私は正直、度肝を抜かれてしまいました

霊が視える能力を持つ主人公・城塚翡翠(じょうづか ひすい)が、死者からのヒントを頼りに “霊媒探偵” として難解な事件と向き合っていく……といったストーリーですが、最後の最後でまさかのどんでん返し!

最終話を観ることでようやく「私たち視聴者は最初から騙されていた」ことに気がつくのです。

本作を観ていない、または途中で離脱してしまったという人は、ぜひ、ぜひ、ネタバレなしで観てほしい! 再放送&再配信もあるので新シリーズが始まる前に追いつきましょっ。

【あらすじ】

ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』の原作は相沢沙呼さんによるベストセラー推理小説『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(講談社文庫)。

物語の軸となるのは、7人もの犠牲者を出した連続殺人事件。長い髪の清楚な女性ばかりが狙われており、条件にバッチリ当てはまる翡翠(清原果耶さん)は、「次に狙われるのは自分だ」と死を予感するのです。

翡翠はひょんなことから知り合った推理作家の香月(こうげつ / 瀬戸康史さん)と共に事件の真相へと迫っていきます。ふたりが行きつく結末とは……!?

【最終回ですべてがひっくり返る】

連続殺人事件と同時進行で起こる “別の事件” 。ひとつずつ解決するごと、翡翠と香月の仲も深まっていきます。

ウブで人付き合いもない翡翠は、人との距離感がバグりがち。ふいに顔を近づけたり、頭をコツンと肩に乗せたり、「辛いときはギュッとしてあげます」と口にしたりと、完全に無意識の状態で香月を翻弄するのです。

そうして心の距離を縮めたふたりは、ついに連続殺人事件の真相へとたどり着くのですが……最終話ですべてがひっくり返る!

開始5分を過ぎたあたりで衝撃が走り、さらにそのあとすぐ、開いた口が塞がらなくなりました。

【本作のココがすごい&再放送・再配信やってるよ~!】

本作の魅力を挙げるとするならば「最終話の怒涛の伏線回収」と「主演の清原さんによる圧巻の演技」。

原作を読んだ人なら結末をご存じでしょうに、最終話の放送までSNSなどにネタバレ投稿がほぼ見られなかったことも、ただただスゴイ……!

ちなみにこのドラマ、11月20日からは『invert 城塚翡翠 倒叙集』として新シリーズがスタートするんです。その前に再放送&再配信で過去作をイッキ見&アッと驚く体験をしちゃいましょう。

スケジュールはこちらです!

<テレビ再放送>
第3話:11月16日 27時35分〜28時30分
第4話:11月17日 27時35分〜28時30分
最終話:11月18日 27時44分〜28時39分
※1&2話はすでに放送終了

<TVer再配信>
第1話:配信延長中
第2話:11月14日0時〜11月17日午前3時34分
第3話:11月17日0時〜11月18日午前3時34分
第4話:11月18日0時〜11月19日午前3時34分
最終話:通常配信期間中

ずっと騙されていたことに気づいた瞬間、不思議と爽快な気分になれるはず。Huluでも全話配信されていますっ!

参照元:日本テレビTVerInstagram @hisui_ntvTwitter @hisui_ntv
執筆:田端あんじ (c)Pouch