皆さんは「味噌玉」をご存知ですか?

手づくりのインスタント味噌汁としてストックしておくと、地味に便利らしいんです。

しかも、キッチンで余りがちな乾物や半端な香味野菜、漬物などの食材を上手に活用することもできちゃうそう。

ということで冷凍のプロ、ニチレイフーズ公式がおすすめする食材の組み合わせで「味噌玉」づくりに挑戦してみました♪

【基本のつくりかた】

まずは基本のつくりかたをチェック! と言っても超お手軽なのでご安心を。基本の材料はこのような感じ。

・味噌
・かつお節
・乾燥わかめ
・小ねぎ
・乾燥麸

味噌とかつお節(もしくは顆粒だし)をベースに具材を足していくイメージです。


材料がすべて入るくらいの器で混ぜ合わせて1食分ずつラップで包むだけ。分量を覚えるよりも、自分の手のひらにのせたときのサイズ感を覚えておくと好み塩加減を覚えやすいです。

あとは、「汁物が欲しい〜」ってなったらお椀に味噌玉をポトン。

そこへ熱湯を注ぐだけで完成しちゃいます。

冷蔵では1週間ほど、冷凍なら1カ月ほど保存が可能です!

【食材の選び方について】

このお手軽さはインスタント味噌汁を買うのと大差なし。普段自炊する方なら、料理のときに余った食材でささっとつくれちゃうのもポイント高いです。

ニチレイフーズの公式ページでは冷凍保存する「味噌玉」におすすめの具材とおすすめしない具材をそれぞれ紹介しています。

たとえば、かつお節、とろろ昆布、桜えびなどの乾物、大葉、みょうがなおの香味野菜、梅干しなどの漬物などは意外と冷凍してもOKなんだとか。

自分で考えるのも楽しいけれど、意外な組み合わせには新しいおいしさに出会えちゃうかも!? ぜひ参考にしてみてね。

ここからは、私が実際に試しておすすめしたい味噌玉の具材をご紹介します!

<生姜・みょうが・大葉でさわやかな風味と食感>

味噌、かつお節をベースに生姜、みょうが、大葉のトリオの味噌汁はさわやかな風味が気分転換にぴったり♪

ちなみに、香味野菜は水気をしっかり切っておくのが上手に冷凍するコツなんだとか。

<柴漬け・小ねぎでシャキシャキ食感が心地良い>

味噌、かつお節、柴漬け、小ねぎの「味噌玉」は、柴漬けを味噌汁に入れちゃうってアリなの〜? という意外な組み合わせ。

ざく切りした柴漬けは大きすぎたのか、水面に浮いてこないので入っていることに気づきにくいのですが、数分後なんとピンク色の味噌汁になるのでそれもまた良き。

漬物の酸味とまろやかな味噌が相性ばっちしです。これ、すっごく好き〜♪

<とろろ昆布・梅干し・ねぎで食欲がないときにも>

食欲がないぞ…という日のためにぜひ仕込んでおきたいのは、味噌、かつお節、とろろこんぶ、梅干し、長ねぎの「味噌玉」。

この1杯でかなり身体がポカポカになりました。

とろろが大好きでよく買う私ですが、なぜかいつも存在を忘れてしまいがち。なので、このように味噌玉に活用してガンガン使い切っていこうっと。

【おすすめはマステ!】

ちなみに、味噌玉はマスキングテープで止めるのがおすすめ。食べるときはマスキングテープのすぐ下をハサミでチョキンと切る方法がもっともストレスフリーでした。

また、複数個つくった「味噌玉」はさらにジップロックなどのフリーザーバッグに入れておけば冷凍庫で迷子になりませんよ♪

【キッチンの戸棚は材料の宝庫デス】

材料ですが、キッチンの戸棚は「味噌玉」に使えそうな材料が意外とすんなり見つかります。

大掃除で戸棚のストックを見直したい年末年始。ぜひ、味噌玉の材料に活用してみてね。

参考リンク:ニチレイフーズ、Twitter @nichirei_foods
撮影・執筆:黒猫葵
Photo:(c)Pouch
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