人間に変わって様々な作業を引き受けてくれる「ロボット」たち。しかし、今回ご紹介するの、お手伝いではなく「癒やし」をくれるロボットです。

愛くるしさ満点の家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」や、猫がいる生活を疑似体験できる「Qoobo(クーボ)」など、癒やし系ロボットが増えて行く中、このたび新たに同居人ロボ「NICOBO(ニコボ)」が誕生しました。

しっぽは振るけど甘えない、寝言は言うけど返事はしない、おならはするけど自分で歩かない……でも、なんだか愛おしい!!!

【マイペースで気ままです】

パナソニック×豊橋技術科学⼤学の岡⽥美智男研究室(ICD-LAB)が共同開発した、気ままな同居人ロボット「ニコボ」。きゅるんとしたお目目とまんまるボディがチャームポイントです。

ニコボは基本的にマイペースで、機嫌が良いときもあれば、プイッと拗ねちゃうことも。

目をキョロキョロさせたりまばたきしたり、しっぽを振ったりして人懐っこく振舞ういっぽう、ボーっと1人で過ごしたり、寝言やオナラをしたり、話しかけても返事をしてくれなかったり。

つれないからこそ、かまってあげたくなっちゃいます。

【撫でると喜ぶし言葉も話す!】

ニコボはに人に依存しすぎない子だけど、撫でると喜びます(かわいい)。まるっこくて柔らかいので思わず抱っこしたくなっちゃうはず!

またニコボは、自分の感情も持っていて、たまに言葉を覚えてカタコトで話すこともあるみたい。

そうした言葉を「モコ語」というそうで、ちょっとした口ぐせや2人だけの挨拶など、「お互いだけが通じ合う特別なことば」を、あどけない語り口で話してくれるというんです。なにそれ、愛おしすぎる!

【知れば知るほど愛おしい】

そのほかニコボの特徴は次のとおりです。

・自分では移動できないので、気分によって、アピールしてくる
・撫でられたり、抱っこされたことは、センサーでわかる
・日光浴なども好きで、強い光に反応する
・カメラを搭載していて人の顔を認識する
​​・複数のマイクで、音がする方向や人が話した言葉を認識する

こうしてみると、ロボットというより、もはや生きもの! この子がそばにいてくれるだけで、フフッと笑顔になれそうです。

【ニコボと暮らそう】

クラウドファンディングで一躍注目を集めたニコボ。2023年3月7日からは一般販売の予約受付をスタートしています。

カラーは「ストーングレー」「スモークネイビー」「ジェルピンク」の3色で、本体価格は6万500円。別途で1100〜1650円の月額料金がかかります。

「ニコボと一緒に暮らした〜い!」という人はさっそくチェックしてみて♪

※価格はすべて税込みです。5月中旬以降の発送となります。

参照元:プレスリリース(1)(2)NICOBO
執筆:田端あんじ (c)Pouch