今年2023年7月28日に劇場公開される実写映画シリーズ最新作『キングダム 運命の炎』。

原作屈指の人気キャラクター・王騎(おうき / 大沢たかおさん)が総大将を務めた「馬陽の戦い」と、秦国の若き王・嬴政(えいせい / 吉沢亮さん)の恵まれない幼少期に焦点を当てた「紫夏編」を描きます。

公開に先立ち、1月にはティザー映像が公開されましたが、本作のキーパーソンとなる登場人物・李牧(りぼく)と紫夏(しか)を誰が演じるのかは明かされず……。

ファンとしては、公式による焦らし作戦にヤキモキしましたが(笑)、このたびついに紫夏役を演じる人物が解禁されました。

【紫夏を演じるのは「杏」さん!】

3月16日にYouTubeに公開された最新予告『【最新映像解禁!】映画『キングダム 運命の炎』予告』。

伝説の大将軍・王騎による「全軍、前進」の合図を皮切りに始まる「馬陽の戦い」。原作でも印象深い「王騎が嬴政に “なぜ中華統一を呼びかけるのか” 問うシーン」など、気になる場面が続々出てきます。

中でも見逃せないのは、紫夏が登場する場面

恵まれない幼少期を過ごした嬴政にとっての救いであり、光だった紫夏を演じるのは……さん。まさにドンピシャはまり役ではないですか〜〜〜!

キャスティングに定評のある本作ですが、今回もイメージにぴったりすぎるわ。

【嬴政と紫夏の物語】

美しく気風が良くて、商人としての手腕に長けた紫夏。その腕を買われて、趙という国で人質として囚われていた嬴政を秘密裏に出国させるよう頼まれます。

当時の嬴政は趙の人々はもちろん、実の母親からも忌み嫌われて、壮絶な虐待を受けていました。そして、虐待のせいで、心が壊れかけていたのです。

そんな嬴政に、かつての自分を重ねる紫夏。任務追行中も嬴政のそばに寄り添い、母のような愛情を注いで最後まで命がけで守り抜こうとするのです。

【ネットの声「キャスティングが神すぎる」】

人の心を失いかけていた嬴政にとって、唯一の希望だった紫夏。強さと優しさを併せ持つこのキャラクターは、杏さんのイメージと重なります。

そう感じたのは私だけではなかったようで、最新予告を観た視聴者からは、

「紫夏役に杏さん選んだの最高!!」
「杏ちゃんが紫夏か めっちゃ似合う」
「映画キングダムはキャスティングが神すぎる」

といった声が寄せられていました。うんうん、めっちゃわかる。

【そんなに焦らさないでください】

新たなキャストが加わったことで、ますます盛り上がりをみせている最新作。こうもキャスティングが完璧だと、もうひとりのキーパーソン・李牧を誰が演じるのか気になって仕方ありません。

公式さん……どこまで焦らすんですか……?

そして、本作が原作どおりのストーリーならば、規格外の強さを誇る武神・龐煖も登場するはず。

あの役を演じられる人はそうそういないだろうと思いつつも、大沢たかおさんが見事に王騎を演じているところを見ると、おのずと期待してしまいます。ああ、続報が待ち遠しい!

参照元:YouTube映画『キングダム 運命の炎』
執筆:田端あんじ (c)Pouch