毎年6月から7月にかけて見ごろを迎えるあじさい。東京都内でも、そこかしこで見かけるようになりました。

今回お届けするのは、「全国各地の絶景あじさいスポット10選」。

雨で足元が悪くても、美しく咲き誇るあじさいを眺めれば気分は上々♪ 週末旅行の行き先に悩んでいるならぜひチェックして!

【全国各地の絶景あじさいスポット10選】

■その1:横浜・八景島シーパラダイス「第23回 八景島あじさい祭」

県内最大級を誇る2万株のあじさいが見頃を迎える、初夏の八景島。海や新緑をバックに咲き乱れるあじさいをスタンプラリー形式で巡る「あじさい八景めぐり」で、島内のあじさいの魅力を満喫しましょう。

写真展や茶会、ワークショップなど、あじさい関連イベントも充実しています。雨が本降りになったら、島内にある室内アトラクションへ移動できるところも◎。

期間:2023年6月3日〜6月25日
参加費:無料
参考リンク:横浜・八景島シーパラダイスプレスリリース

■その2:箱根強羅公園「あじさい展」&「まるわかり!箱根強羅公園ツアー」

日本原種の山あじさいや色鮮やかで華やかな西洋あじさいなど、約50種を展示する「あじさい展」を開催中。気に入った花をおうちに連れて帰れる無人販売も行っています。

園内のあじさいや100年を超える箱根強羅公園の「いま」と「むかし」、箱根・強羅の歴史について園内スタッフがガイドする「まるわかり!箱根強羅公園ツアー」(300円 ※対象日はHPでお知らせ)も同時開催中です!

期間:6月1日〜6月21日
入園料:大人550円、小学生以下無料
参考リンク:箱根強羅公園プレスリリース

■その3:静岡県・下田公園「下田あじさい祭」

東京ドーム5.5個分相当の広さを誇る下田公園。毎年6月になると、日本一の株数15万株300万輪(!)のあじさいが公園内を彩ります。

園内を巡る遊歩道に大輪の花が続く光景はまるで万華鏡! 祭り期間中の毎週月・木曜日には、リゾートホテル「休暇村南伊豆」から祭り会場まで送迎してくれる宿泊者限定「あじさいバス」も運行します。

期間:6月1日〜6月30日
入園料:無料
参考リンク:伊豆下田観光ガイド休暇村南伊豆プレスリリース

■その4:神戸・ROKKO森の音ミュージアム「SIKIガーデンSummer Season」

気温が市街地より5度ほど低い六甲山上に位置する本施設。そのため、1カ月遅れであじさいが見頃を迎えます。

雨や霧が多く、湿潤とした環境の中で咲く夏の花々は、市街地のものより発色が鮮やか。20種類以上&350株以上のアジサイのほかには、1000株以上のユリも開花します。花に囲まれたお散歩を楽しんで。

期間:7月15日〜8月15日
入場料:大人(中学生以上)1500円、小人(4歳~小学生)750円
参考リンク:ROKKO森の音ミュージアムプレスリリース

■その5:横須賀美術館のあじさい

約300メートルにわたって美術館を1周する、職員によって大切に育てられたあじさい。併設の観音崎公園では、毎年5月下旬から名物のあじさいが見頃を迎えます。

現在開催中の企画展「没後40年 朝井閑右衛門展」会期中に、横須賀美術館園路のあじさいを撮影&「#横須賀美術館」をつけてSNSに投稿すると、観覧料を2割引になるキャンペーンも!(※6月18日まで)

期間:5月〜6月頃
入園料:無料(※あじさい鑑賞のみ)
参考リンク:横須賀美術館プレスリリース

■その6:大阪 ホテル・ロッジ舞洲「あじさい展」

1万2000坪の広大なガーデンを一般開放して開催される「あじさい展」。見ごろを迎える初夏には、約100種類&約2000株ものあじさいが色とりどりに咲き誇ります。

本施設において、シンボル的存在だというあじさい。2016年から続く本イベントには累計15万人もの来場者が足を運んでいます。おとぎの国のような光景を楽しみましょう♪

期間:5月26日〜7月2日
入場料:無料
参考リンク:ホテル・ロッジ舞洲プレスリリース

■その7:鎌倉・長谷寺

言わずと知れたあじさいの名所! 境内の山の斜面に設置された散策路「あじさい路」には、約40種&約2500株のあじさいが群生しています。

ホテルメトロポリタン 鎌倉では、「あじさい路」も鑑賞できる「長谷寺優先拝観券付き宿泊プラン」を販売中です。旅行も兼ねていかがでしょうか。

期間:6月1日〜見頃終了まで
入場料:小学生以上500円
参考リンク:鎌倉 長谷寺鎌倉市観光協会プレスリリース

■その8:京都「柳谷観音あじさいウイーク」

竹取物語のモデルともされる竹林を抜けたところにある柳谷観音。その境内には約5000株のあじさいが咲き誇ります。

七色あじさいやハートあじさい、あじさいの花手水などを愛でられるほか、あじさいウイーク限定の御朱印やフェリシモ「あじさい傘」の販売も! いろんな角度からあじさいを楽しめるイベントです。

期間:6月1日〜6月30日
拝観料:700円
参考リンク:柳谷観音 楊谷寺プレスリリース

■その9:静岡・三島スカイウォーク「あじさい祭」

富士山や駿河湾など絶景を一望する日本一長い歩行者専用吊橋「三島スカイウォーク」。吊り橋を渡った先のあじさい小道には、205品種&1万3000株のあじさいが咲き乱れています。

6月24日〜7月9日の土日にはあじさいエリアのライトアップも開催。スカイウォークでしか見られない、貴重なオリジナル品種にも出会えちゃうかも!?

期間:6月10日〜7月14日
あじさいライトアップ入場料金:大人800円 中高生500円 小学生200円(※17時以降&高校生以下の静岡県民は入場無料)
参考リンク:三島スカイウォークプレスリリース

■その10:東京・あきる野市「南沢あじさい山」

新宿から約1時間ほどの自然豊かな場所にある「南沢あじさい山」。現代の花咲かじいさんこと南澤忠一さん(90)が、たった1人で1万株ものあじさいを植え続けてきました。

現在は、南澤さんの想いを引き継いだ地元の若者たちがお山の管理をしています。マイカー規制することで守られた、より美しい日本の里の原風景を楽しんで。

期間:6月9日〜7月16日
入山拝観料:大人600円、小人400円
参考リンク:南沢あじさい山プレスリリース

【さあ、どこへ行こう!】

全国各地から気になる名所をピックアップしてみましたが、気になる場所はあったでしょうか。見頃が重なる場所もあれば、ずれる場所もあるので、順番に巡ってみるのもいいかもしれません。

あじさいはこの時期だけのお楽しみ。ぜひその美しさを存分に味わってくださ〜い!

執筆:田端あんじ (c)Pouch