あっという間に過ぎて行った2023年。今年も様々な流行語が生まれましたよね。

流行語といえば……年末恒例「2023ユーキャン新語・流行語大賞(自由国民社・現代用語の基礎知識選)」がついに発表されました!

年間大賞に輝いたのは「アレ」です。さてみなさん、なんのことだかわかります?

【年間大賞は「アレ」】

「アレ」とは、阪神タイガース・岡田彰布監督による「アレ(A.R.E.)」。

チームスローガンとして「A.R.E.(えーあーるいー)=アレ=優勝」を掲げて、38年ぶり2度目の日本一へと導きました。

日本中を笑顔にした明るいニュース。年間大賞に選ばれるのも納得です!

【全部わかったらすごいっ!】

続いてはトップテンをご紹介します。今年の流行語はコレだーーーッ!

・新しい学校のリーダーズ / 首振りダンス
・アレ(A.R.E.)
・OSO18 / アーバンベア
・蛙化現象
・生成AI
・地球沸騰化
・ペッパーミル・パフォーマンス
・観る将
・闇バイト
・4年ぶり / 声出し応援

エンタメ界からは、『オトナブルー』の首振りダンスでSNSを席巻した4人組のダンス&ボーカルユニット・新しい学校のリーダーズがランクイン。紅白歌合戦への出場も決まったことだし、来年以降も飛躍しそう!

日本中を沸かせたWBC日本代表のラーズ・ヌートバー選手による「ペッパーミル・パフォーマンス」、WBCやバスケを盛り上げた「4年ぶり / 声出し応援」も、心を明るくしてくれる言葉です。

ChatGPTをはじめとする「生成AI」や、ふとしたきっかけで好意が冷めてしまう現象「蛙化現象」も、よく耳にしたわ〜〜!

さらには、選考委員特別賞として、お笑い芸人・とにかく明るい安村さんによる「I’m wearing pants!(安心してください。穿いてますよ)」が選ばれました。

イギリスのオーディション番組「プリデンズ・ゴット・タレント」で披露して話題となったこの言葉も、今年を代表する流行語といえましょう。

【ピンとこなかった言葉もあるんだが】

ちなみに……トップテンの中には、私が聞き慣れていない言葉がありました。それは、「OSO18 / アーバンベア」「地球沸騰化」「観る将」の3つです。それぞれの意味はこちら!

■OSO18 / アーバンベア
わずか2カ月で28頭の牛を襲ったヒグマのコードネーム「OSO(オソ)18」。今年は人がクマに襲われる被害が相次ぎ、統計開始以降最多となった。

■地球沸騰化
強烈な暑さに包まれた2023年夏。7月には世界の平均気温は観測史上最高を記録し、グテーレス国連事務総長が「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と表現。

■観る将
自分では将棋を指すのではなく、プロ棋士などの対局の観戦を楽しむタイプの将棋ファン。藤井聡太八冠の活躍に伴い、「観る将棋」という楽しみ方が一気に普及した。

……なーるほど!

初めこそ、わからなかったものの意味を知ったらいずれも今年を象徴する言葉でした。さて、来年はどんな言葉が流行る年になるでしょうか?

参照元:現代用語の基礎知識選 ユーキャン新語・流行語大賞
執筆:田端あんじ (c)Pouch