毎年恒例『「現代用語の基礎知識」選 2018ユーキャン新語・流行語大賞』の結果が、本日2018年12月3日に発表されました。

年間大賞に輝いたのは、「そだねー」

2018年2月に開催された平昌オリンピックで銅メダルを獲得したカーリング女子の日本代表「ロコ・ソラーレ(LS北見)」から生まれたこの言葉は、当時社会現象にもなったほどです。

【みんなこの言葉に癒されました】

研ぎ澄まされた頭脳と卓越した技術が必要とされることから、 “氷上のチェス” とも称されるカーリング。

緊迫した空気が流れる一方で、日本代表メンバーが発する「そだねー」という口癖とフルーツなどを食べながら作戦を話し合うハーフタイムの「もぐもぐタイム」が、視聴者の心を和ませまくったことはあまりにも有名! スポーツの国際試合でこれほどまでに癒しを提供してくれた例は、他に見たことがありません~っ。

【ネットのみなさん「そだねー」】

「そだねー」が大賞を勝ち取ったことはすでにネットでも話題になっておりまして、ツイッターにも

「珍しく納得した」
「そだねー」
「だろうねー」
「20年前は『だよねー』でしたね」
「もとから使ってる方言だから流行語って言われると複雑だけど とりあえずめでたいや」
「こんなにもプラスの感情しか出てこないニュースを久し振りに見た気がする」

といった具合に、コメントが殺到。「他のワードが流行語だと思っていた」「いまさら?」といった声もあるなか、納得のいく結果だと思っている人も数多く見られました。

【ツッコミが入っていたワードも…】

また新語・流行語大賞に関するつぶやきをどんどん見ていくと、今回トップテンに選ばれたワードに疑問を呈する声も少なかった模様。とにもかくにも、まずはトップテンに選ばれたワードをご覧くださいませ!

・eスポーツ
・(大迫)半端ないって
・おっさんずラブ
・ご飯論法
・災害級の暑さ
・スーパーボランティア
・奈良判定
・ボーっと生きてんじゃねーよ!
・#MeToo

この中で、「なぜこれが選ばれたの?」ともっともツッコまれていたのは、「ご飯論法」

「ご飯論法」とは、裁量労働制に関する国会審議の中で加藤厚生労働大臣が行った、論点をすり替えたのらりくらりとした答弁のことなのですが……。

「ご飯論法なんて流行ってないだろ……」
「それって政界だけで一時期流行ったってだけで、一般では全然流行してないのではと」
「無理矢理トップテンに入れてきたなあって印象しかないんですが」

といった声が次々挙がっており、なるほど言われてみればたしかに、他のワードと比べると圧倒的に知名度が低いような気もするゾ……。

【個人的ナンバーワンは「おっさんずラブ」です】

さてみなさんは、大賞含むトップテンのワードを、今年どれくらい口にしたでしょうか。

ちなみにわたしが今年口にしたワード1位は「おっさんずラブ」でしたよ。大賞は逃してしまったけれど、トップテン入りおめでとうございまっす!!!!!

参照元:「現代用語の基礎知識」選 2018ユーキャン新語・流行語大賞Twitter検索 そだねーTwitter検索 ご飯論法
執筆=田端あんじ (c)Pouch