年末年始は、帰省や旅行などでパッキングの機会が増えますよね。
かくいう私もそのひとり。できるかぎり荷物を少なくしたいので、かさばることなくスッキリ収納できる方法を探していました。
そんなとき出会ったのが、警視庁警備部災害対策課の公式SNSによる「Tシャツなど衣類の便利なたたみ方」です。コレ、旅行だけでなく、普段の収納にも役立ちそうですよ〜!
【ミリタリーロールでスッキリっ!】
さかのぼること2022年10月10日、警視庁警備部災害対策課の公式Twitter(現X)に、
「Tシャツなど衣類の便利なたたみ方。軍隊などで実際に使用されていることから『ミリタリーロール』とも呼ばれている方法です。コンパクトにたためる上、カバンなどに入れても型崩れせず、シワになりにくいのも特徴です。旅行や非常時の持ち出しのほか、普段の収納にも便利です」
と投稿されたのです。添えられた動画を参考にして、実際に畳んでみることにしました。
【レッツ★チャレンジ】
私が用意したのはレディースのMサイズTシャツ。それではさっそく実践スタートです!
①Tシャツの裾を10cmくらい外側へ折り返す
②胴幅が1/3になるよう左右を折り畳み、袖も折り返す
③襟元からくるくると巻いていく
④最初に折り返した裾部分を全体にかぶせれば完成!
おお、めちゃくちゃ簡単!! 最終的には、500mlペットボトルよりもやや小さいサイズにまとまりました。
寒い時期に手放せない長袖ヒートテックも、同じように畳んでみましたが……
Tシャツよりも生地が薄めなせいかスマホサイズまで小さくなりましたよーっ!
冬用の、やや厚みのあるカットソーも難なくクリア。
それぞれ、そのままのかたちで2〜3日収納してみましたが、型崩れやシワなどのトラブルは今のところ見られなかったです。
【厚みのある服には向いていないかも】
でも冬ってセーターやトレーナーなど厚みのある服が多いですよね。そこで今度は、やや厚みのある服でチャレンジしてみることに! しかし思ってたんと違う結果となってしまいました。
①厚みのある服でも応用可能だが、折り返しを深めにしないと裾部分に収まりきらない
②なんとか収まってもボリュームを抑えることができない
トレーナーもセーターも一応まとまるのですが、完成形がとにかくデカい。先ほど畳んだTシャツやヒートテックと比べると、5〜6倍ほどの大きさに見えます。
これは……普通に平たく畳んだほうがいいかも。
【注意点もあるよ】
難しいことは一切なし。誰でも挑戦できちゃう「ミリタリーロール」という畳み方。
気をつけるべきポイントは、最後に裾部分をかぶせるとき、中途半端にしないこと。裾部分が折れ曲がっていたり、かぶせきれていなかったりしないよう、しっかりと覆いかぶせましょう。
そうすることで、移動中の型崩れや、裾がシワになるといったトラブルも防げますよっ!
これからパッキングに取り掛かる人はぜひチャレンジしてみて。クローゼットを整理している人にも使えるワザだと思いますよ♪
参照元:Twitter(現X)@MPD_bousai
執筆・撮影:田端あんじ
Photo:(c)Pouch
Tシャツなど衣類の便利なたたみ方。軍隊などで実際に使用されていることから「ミリタリーロール」とも呼ばれている方法です。コンパクトにたためる上、カバンなどに入れても型崩れせず、シワになりにくいのも特徴です。旅行や非常時の持ち出しのほか、普段の収納にも便利です。 pic.twitter.com/5IhS5uqVDP
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) October 9, 2023
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