日本に古くから伝わる「大晦日に年越しそばを食べる」という風習。皆さんはどのタイミングで年越しそばを食べているでしょうか。

大晦日の夕食?それとも、年越しのタイミング?

年越しそば以外に大晦日に食べるものも、地域によって差があるみたいなんです。ニッポンの大晦日事情を深掘りしていきましょう。

【年越しそば、いつ食べる?】

株式会社ロコガイドが2213名を対象に実施した調査によると、「2023年の年末に年越しそばを食べる予定」と答えたのは約8割。そのうち約6割が「大晦日の夕食として食べる」、約3割が「大晦日の夕食後、除夜の鐘を聞く頃に食べる」と回答しています。

いっぽう、「大晦日の昼食として食べる」「除夜の鐘を聞きながら『元旦そば』として24時以降に食べる」といった声も挙がっていました。皆さんはどうですか?

ちなみに私は「大晦日の夕食」一択です!

【東西ともに「天ぷら」も人気→食べ方に違いがありました】

東日本と西日本において、年越しそば以外に大晦日に食べるものTOP3はこちらです。

<東日本>
1位「天ぷら」(27.0%)
2位「寿司」(24.4%)
3位「刺身」(21.5%)

<西日本>
1位「寿司」(28.8%)
2位「刺身」(21.0%)
3位「天ぷら」(19.8%)

東日本・西日本ともに人気なのは「天ぷら」と「寿司」!

でも、天ぷらに関しては東日本と西日本で食べ方が異なるみたい。

株式会社ロコガイドが運営するトクバイニュース編集部によると、関西では天ぷらをそばに乗せた「天ぷらそば』が人気ですが、関東ではシンプルな「かけそば」が一般的。関東では年越しそばと天ぷらを分けて食べる家庭が多いと推測されるようなんです。

こういうところにも、地域性が出るんですねぇ。

【「年明けうどん」が広まりつつある?】

ところで、皆さんは「年明けうどん」をご存じでしょうか。

「年明けうどん」とは、元旦から1月15日までに食べるうどんのこと。香川県発祥の新しい食文化で、白いうどんに紅い具材を添えていただくのだそうです。今回の調査で「年明けうどんを知っている」と回答した人は約3割。

しかし香川県における認知度は脅威の約8割! これからジワジワと全国に広がっていくのかもしれません。

参照元:プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch