世界各地に伝わる “民族衣装” には、その土地の歴史や暮らしが反映されています。
今回ご紹介するのは、民族衣装を着て、撮影することで、世界を知る展覧会です。民族衣装を鑑賞する展覧会はあっても、着られるし撮影できるというのは、おそらく前代未聞なのでは……!?
気になりすぎる展覧会を、ちょこっとのぞいてみましょうか。
【3つのエリアを楽しもう!】
2024年2月2日から2月25日まで、東京・港区北青山にあるITOCHU SDGs STUDIOに開催される「肌で感じる、世界の民族衣装展」。民族衣装を入口として、世界に触れるイベント。
会場には、「楽しんで世界を知るきっかけの場」をキーワードにした3つのエリアを用意しています。
①民族衣装や文化を展示!「知る」エリア
アフリカ、中南米、中東、アジアの4つの地域を展示で紹介。住居ジオラマをのぞいたり、民芸品を目の当たりにしたりと、さまざまな体験ができます。
②架空の人物を通して地域の課題を学ぶ!「国際協力」エリア
アフリカ、中南米、中東、アジア、大洋州の5つの地域の課題を学べるよう、架空の人物のライフストーリーを絵本で紹介。世界の子どもの課題を紹介する絵本や図鑑も展示するほか、「世界をよりよくするために自分には何ができるか」を考え、壁に貼って共有できるコーナーも。
③実際に着用してみよう!「着る」エリア
大人用から子ども用まで、世界各地の民族衣装を約40着用意。実際に試着して撮影ができる体験型展示です。
ベトナムのアオザイをはじめ、思わず着てみたくなる衣装が満載! あなたならどの国の民族衣装を着てみたいですか?
【なんと入場無料です】
世界150以上の国と地域で国際協力を行う独立行政法人国際協力機構JICA(Japan International Cooperation Agency)が主催する、「肌で感じる、世界の民族衣装展」。
各エリアでは、楽器を弾いてみたり、伝統食を見てみたりと、様々な体験ができるみたい。ひとつひとつ触れていくことで、世界がどのような場所なのか肌で感じられそうです。
ちなみに、本展覧会の入場は無料です。お買いものやお散歩の途中に、ふらっと立ち寄ってみませんか♪
参照元:肌で感じる、世界の民族衣装展、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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