台湾の朝ごはんとして人気の、卵クレープこと「ダンピン(蛋餅)」

現地では、スーパーで簡単に購入できるので日本へのお土産にすることもできるんですよ♡

今回は、台湾リピーターの私が選び方やお土産にする方法や相性のよいソースを詳しくご紹介したいとおもいますっ。

【台湾のスーパーへGO!】

まずは現地のスーパーマーケットへ。私は「カルフール(家樂福)」へよく行きますが、ほとんどのスーパーマーケットで購入できるのでご安心を。滞在先の近くのスーパーマーケットをチェックしてみてね!

ダンピンの生地は冷凍食品コーナーにあります。5枚入りのお手軽サイズから600g入った大袋などがずらりと並んでおり、目移り必至です。

選び方のコツですが、私はいつも、日本への持ち込み規制に触れないよう肉エキスの入っていない「純素」と書かれたベジタリアン向け商品を買っています。

中でもおすすめは「義美」というメーカーの「台湾バジルダンピン生地(九層塔蛋餅皮)」の5枚入り。お値段は38元(約177円)ほどです。

お次はダンピンと相性のよいソースを探しに、調味料コーナーへ

「ジャンヨウガオ(醬油膏)」というソースが、ダンピンの定番。ですが、台湾人の友人がおすすめしてくれたのは「萬家香」というメーカーの「ベジタリアンマッシュルームオイスターソース(香菇素蠔油)」。お値段は600gで58元(約270円)でした。

こちらも肉エキスが入っていないので安心して持ち帰れます。ちなみに、これなら牡蠣アレルギーがあってもオイスターソースの代わりとして使うことができますよ!

【持ち帰り方法は?】

ダンピンは冷凍食品なので、高さと幅が30cmくらいある保冷バッグと保冷剤を準備しておきましょう。そして、帰国直前まで冷やしておきたいので、滞在先に冷凍庫があるか、あらかじめ確認しておくのも大事!

私は冬にスーツケースに入れて持ち帰りましたが少し解凍されてしまっていたので、暑い時期にはおすすめできないかも。

【具材はなんでもOKだけど…】

無事に日本へと持ち帰ったら、さっそくダンピンを作っていきましょう。ちなみに「蛋餅」の “蛋”は卵という意味。なので卵は必須です!!!

私はハムとチーズを用意しましたが、具材はお好きなものでOK。ツナやコーンなどを入れるのもおすすめですよ!

ダンピンは1枚ずつフィルムに挟まれています。生地と生地がくっつかないように、工夫がされているんですね。

油を熱したフライパンで、ダンピンの生地を焼いていきましょう。焼き色がついたらひっくり返して……。

溶き卵と半分にカットしたハムをのせます。少し経ったら再びひっくり返しましょう。

卵が固まったら再びひっくり返し、生地の真ん中にチーズを。あとは端っこからクルクルっと巻いて……

ひとくちサイズにカットし、お皿に盛り付けたら完成です☆

【日本でいただく現地の台湾朝ごはん】

さっそくソースをかけて、いただきますっ。

薄めのクレープ生地には台湾バジルが練り込まれていて独特な風味がします。表面はサクッと中はモチモチ。卵のまろやかさとハムの旨味、そこにチーズがとろ~んととろけて美味しい~♡

とろみがあって甘辛いソースは、ダンピンの味を引き立ててくれます。ただし、塩気がしっかりめなので、かけすぎには注意してくださいね。

このように、ダンピンの生地をたくさん買ってくれば、食べたいときにササっと焼いて簡単に作れます。台湾旅行を計画しているなら、ぜひお土産に検討してみて!

参考リンク:義美(台湾)萬家香(台湾)
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch