台湾LOVEな私は、しばらく台湾に行けないでいると現地で食べたグルメが懐かしくなってしまいます。本場の味がまた食べたいよー!

と思ってたら、願いを叶えてくれそうなお店を発見してしまいました。それは、東京にある「四ツ谷一餅堂」。

台湾茶を飲みながら、台湾グルメを存分に味わえるらしいのです。さっそく行って、味わってきましたっ。

【台湾名物が味わえる!】

お店があるのは、四ツ谷駅から歩いて5分ほどの路地裏です。看板の様子やインテリアにも台湾の言葉がさりげなく書かれています。

私は平日の11時半ごろに到着したのですが、店内の座席はすでに半分ほど埋まっていました。その後もお客さんが途切れることなく訪れ、12時頃にはほぼ満席。人気の高さが伺えます。

BGMも台湾の音楽やラジオのようなものが流れていて、食事をする前から既に台湾に来た気分です!

【台湾でおなじみのメニューがずらり】

さっそくメニューを見てみると、まさに台湾でよく見るおなじみのグルメがずらり。

朝ごはん屋さんでよく食べていたシエンドウジャン(鹹豆漿)、お土産でよく買っていた台湾茶、台湾のジュースやビール、屋台グルメの定番の胡椒餅、ソウルフードとも言われるルーローファン(滷肉飯)……どれにしようか迷っちゃうわ!

悩んだ末に、私が注文したのは以下の通り。

・シエンドウジャン(鹹豆漿) / 605円
・四季春茶のホット / 660円
・胡椒餅 / 550円

合計1815円でした。胡椒餅は焼き上がりまで15~20分ほどかかると言われたので、注文のタイミングによっては待つことになるようです。

【日本で本場の味だ~♡】

5分ほどで、四季春茶とシエンドウジャンが到着!


台湾茶のホットは茶葉がまだ開いていない状況で提供され、「温かいお茶の召し上がり方」と書かれた説明に沿って飲んでいくみたい。本格的だー!

手順はというと、まずは蓋をした状態で1~2分ほど蒸らします。蓋をひっくり返し、その上に取り出した茶こしをのせたらできあがり。この手順を繰り返すと、同じ茶葉で2~3煎楽しめるんですって。

四季春茶は、黄緑色のクリアな色合いでとってもきれいです。

さっそくひとくちいただくと、お茶の香りが爽やかでほんのり甘みがあり、なんだかほっとします……♡ クセが強くないのでいくらでも飲めちゃいそう。

シエンドウジャンはというと、これはもう……台湾で食べていたのとほぼ同じ味ではないですか! ホロっとした食感の豆乳に、お酢がやさしくきいていておいしい~~~♡

カットされた揚げパンの油條(ヨウティァオ)は豆乳に浸すと麩のように柔らかくなり、食べ応えも十分。小エビと青ネギがたっぷり入って味に深みが出て、ザーサイも本場そのままの味でした。

そして、後から運ばれてきた胡椒餅は、手に持つのが大変なくらい熱々。少し冷ましてからパクっといただくと、皮のパリっと感が現地の夜市で食べたのとほぼ同じ

大きな豚肉がゴロゴロ入っていて肉汁がじゅわ~っと広がり、青ネギもたっぷり、胡椒がピリッときいていてめちゃめちゃおいしいんですが……!

正直、日本で提供されている台湾料理は日本人向けにアレンジされていることが多いなぁと思うのですが、同店は本当に現地の味が楽しめます。

本場の味をしっかり味わいたい方に、とてもおすすめのお店ですっ。

※本文中の価格はすべて税込みです。

■今回紹介した店舗の情報

店名:四ツ谷一餅堂(Instagram)
住所:東京都新宿区四谷1丁目17-8(Googleマップ)
営業時間:9:00~15:00
定休日:月曜日、木曜日、日曜日

撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch