「是枝裕和」の記事まとめ
【最新公開シネマ批評】映画ライター斎藤香が現在公開中の映画のなかから、オススメ作品をひとつ厳選して、本音レビューをします。
今回ピックアップするのは、是枝裕和監督の最新作『ベイビー・ブローカー』(2022年6月24日公開)です。是枝監督がキャスト、スタッフ共に、ほぼ韓国人でかためて制作した韓国映画。カンヌ国際映画祭でソン・ガンホさんが主演男優賞を受賞して話題になったのでご存知の方も多いはず。
公開日に劇場で鑑賞しましたが、どこで映画を制作しても是枝監督はブレませんね! では物語からいってみましょう。
カンヌ国際映画祭の最高賞・パルムドールを受賞した『万引き家族』で知られる是枝裕和監督が初の韓国映画に挑戦。
タッグを組んだのは、アカデミー賞で4部門に輝いた『パラサイト 半地下の家族』のソン・ガンホさんをはじめ、そうそうたる俳優陣。さらには、映画『バーニング 劇場版』やNetflixドラマ『イカゲーム』のスタッフが参加するなど、製作陣もヤバすぎる……!
いち映画ファンとして是枝監督 × 韓国オールスターズの組み合わせに興奮を抑えきれません~~っ。
【最新公開シネマ批評】
映画ライター斎藤香が現在公開中の映画のなかから、オススメ作品をひとつ厳選して、ネタバレありの本音レビューをします。
今回ピックアップするのは英国の名匠ケン・ローチ監督作『家族を想うとき』(2019年12月13日公開)です。是枝裕和監督が大尊敬する映画監督であるケン・ローチの作品は、社会の弱者にスポットをあてた作品が多く、リアリティある人物描写でさまざまな家族の姿を見せてくれます。本作は英国の労働者階級の家族の今を切り取った作品で、すご~く考えさせられます。では物語から。
【最新公開シネマ批評】
映画ライター斎藤香が現在公開中の映画のなかから、オススメ作品をひとつ厳選して、レビューをします。
今回ピックアップするのは第71回カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)を受賞した是枝裕和監督の最新作『万引き家族』(2018年6月8日公開)です。受賞のニュースが日本全国を駆け巡り、多くのメディアで紹介されていたので、ご存じの人も多いでしょう。
なぜこの作品は受賞したのか? どうして万引き家族なのか? そんな疑問を持ったまま上映がスタートしたのですが、あっという間に世界観に引き込まれ、切なくも素晴らしい作品だったのです。では物語から。
東京タワーをじっと見つめている、美しい横顔。ふーっと深いため息をついていたのは、女優の広瀬すずさんです。
広瀬さんが出演したのは、2017年5月20日よりオンエアが開始される「ファイブミニ」の新CM『恋よりセンイ。』篇。映画『海街 diary』の是枝裕和監督と再びタッグ、本人役を演じ切る等身大の広瀬さんに、気がつけばつい見惚れてしまいます。
[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画のなかから、おススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。
今回ピックアップするのは、是枝裕和監督の最新作『海よりもまだ深く』(2016年5月21日公開)です。前作『海街Diary』もヒットしたし、日本映画界において是枝ブランドへの信頼は絶対ですが、本作もやっぱり面白い!
なぜ是枝作品が面白いのか。それは、すごく劇的なことは起こらないけど、映画の中で生きる人々が、自分の知り合いだったり、友だちだったり、家族だったり、自分だったりするからです。あるあるこういうこと、わかるよ、その気持ち……みたいに、絶対になる!
そして『海よりもまだ深く』もまた、そういう気持ちにさせられる映画なんですよ~。