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人の五感のなかで最も謎が多いといわれる嗅覚。誰にも教えたことはないけれど、「実はこの匂いがたまらなく好き!」という好みが誰しもあるのではないでしょうか?

ニューヨークを拠点に活動するデザイナー、Albert J. Sonさんが手がけたキャンドルシリーズ「Daily Affections」は、そんな身の回りにある、いい香りとはいえないけれど、人によってはクセになる香りを再現したもの。

【マニアな香りのラインナップ】

その香りの種類は「セロハンテープ」「濡れた道路」「プラスチック製のおもちゃ」「くさいチーズ」「刈られた草」というなんともマニアなラインナップ! 普段あまり意識したことはないけど、確かにどれも独特な匂いを放つものばかり。どれぐらいリアルに再現されているのか気になっちゃうわー!
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とはいえ、単に奇をてらった品ではないみたい。たとえば街角でふと昔嗅いだことのある香りが漂ってきて、その時の記憶が鮮明によみがえることがあるように、香りと記憶は密接に結びついているもの。おもちゃや草の香りが幼い頃の遠い記憶を呼び覚まし、懐かしい気分に浸れるのかもしれません。

【カラフルなパッケージもオシャレ】

パステルカラーがキュートなパッケージは、よーく見るとそれぞれの香りにマッチしたデザイン。「プラスチック製のおもちゃ」はブロック、「濡れた道路」はタイヤ、というように香りをイメージさせる模様になっているの。
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発想のユニークさはもとより、パッケージの可愛さも相まって、お店にあったらきっと手に取ってみたくなるこちらのキャンドル。筆者的には“赤ちゃんの握った手の中の匂い”があったらツボなんだけど……。みなさんはどんな“匂い”のキャンドルがあったら欲しいでしょうか? Albertさんのサイトもあわせてぜひご覧ください。

参照元:Albert J. Son
執筆=沢野ゆうこ(c)Pouch