とにかく狭くてコンパクト、そして収納も少なめ。それが、現代ニッポンの住宅事情。お部屋をできるかぎり、広々と使いたい。でも収納が足りないから、家具を置かないと、洋服を全部しまいきれない……。
そんなときに役立ちそうなのが、イタリアの家具メーカー「Dielle」が生み出した、下部に収納スペースが付いているベッド、その名も『Progetto 13 Letto Container』! 「Letto Container」は、イタリア語でコンテナベッドという意味を持ちます。
【想像以上に広々収納!】
……なになに? ベッドの下に収納が付いているタイプの家具なんて珍しくもないでしょ、ですって? う~ん、たしかにそうかもしれないけれど、今回ご紹介するベッドは、おそらくあなたが想像しているものと、ちょっとばかし違うと思うのよ。いや、「ちょっと」ではなく、「かなり」違うと思う!
【ベッドの下はちっちゃな「ウォークインクローゼット」】
ベッドの下に設置されているのは、小さなドアが付いた、高さのあるクローゼット。広さは3.2立方メートル、中に入ることができるので、いうなれば「ミニ・ウォークインクローゼット」といったところかしら。
中に入ると、洋服をかけておくことができるスペースと、コの字型の棚がぐるり。これだけあれば服だけでなく帽子やアクセサリー、カバンやシューズまで、たっぷりとワードローブをしまっておくことができそうね。
【ベッドの両脇にもご注目】
しかも収納部分は、ここのみにあらず。ベッドの両脇に3段ほど階段が設置されているのですが、なんとこちらも収納スペースになっており、加えてベッドサイドには、 “柱” と見せかけた縦長のクローゼットまで完備しているのですっ。ふおお、 “物持ち” である身としては、こういう工夫、超高まるう!
【マットレス部分は上げ下げできます】
マットレス部分は跳ね上げることができるので、クローゼットをメインで使用したいときに邪魔にならなくて便利。唯一の難点は「天井が高い部屋でないと使用できない」ところ、くらいでしょうか。
しかしながらこの点が日本においては最も、クリアしにくいハードル。でも憧れちゃうよねぇ、こんなベッド。これぞ乙女の夢そのもの、でもこんなに収納があったら、調子に乗ってますます洋服買っちゃいそうです、ハイ。
参照元:Dielle
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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