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突然ですが皆さん、お父さんとの仲はどんな感じですか? 中には「パパとは恋人みたいに仲良しなのー!」なんて女性もいるでしょうが、昔気質のぶっきらぼうな父と、反抗期の娘のまま時を重ね、なんだかボタンを掛け違えたような感じのまま今にいたる、という人も少なからずいるのでは。

特に、そのまま実家を出て上京したりすると、修復するきっかけを失ってしまうことも多いですよね。

そんな父娘の心の機微を描いて昨年大好評だった、ヱビスビールの「父の日」ウェブCM。続編である「娘の帰省」篇がYouTubeに公開され、30万回を超える再生回数となっています。

【昨年の「父の本音。娘の本音。」篇は?】

昨年の「父の本音。娘の本音。」篇を軽くおさらいすると、大学まで岩手県花巻市で生まれ育った娘が、就職を機に上京することが決定。タイムリミットが迫る中、「父の日」をきっかけにぎこちなかった父娘が、ヱビスビールを飲みながら語り合うべく歩み寄るという内容です。

【1年後の父と娘はどうなった?】

さて、その父と娘の1年後を描く「娘の帰省」篇。はたして、ふたりはどうなっているのでしょうか?

予定通り就職し東京で暮らし始めた娘が「父の日」に初めて帰省します。すっかり和気あいあい、仲良し親子になっているのかと思いきや……まだまだぎこちない!!

東京での新生活に心配するものの、それを顔に出せない父。目まぐるしい毎日に戸惑いや恐怖を感じながらも、それを素直に打ち明けられない娘。このふたりの心境、上京組の皆さんなら痛いほどわかるはず!

「3カ月ぶりの地元はなんだかくすんで見えた」

という娘のセリフにもホロリ。そう、久しぶりに地元に帰ったときのあの街並みや、実家の色あせた感じってなんなんでしょうか。

【Twitterでも感動の声が……】

久しぶりに会えたにもかかわらず、なかなか打ち解けられない父と娘。そんなとき話すきっかけ・口実となるのは、やっぱりビールというのも、どこにでもある家族の風景といった感じで共感してしまいます。

Twitterユーザーからは、次のような声があがっています。

「ええ話や・・・。」
「エビスのCMだけは切なくさせてくる」
「いいCMだなぁ、これ」
「作業用BGMの間に流れたCMでボロ泣きしてしまった。お父さん帰らなくてごめんんんんん……」
「このCMいいなあ。情感の細部の描写がたまらん。」
「自分が地元を離れて生活するようになったら、今の家はあるんだろうか……帰れる場所があるっていいね。」
「地元が使われてます。マルカンデパートが使われてて、愛しか感じません……(泣)」

【口実だっていいじゃないか】

「父の日」にモノを贈るのもいいけれど、お父さん的には、こうして子どもと語り合えるひとときというのが何よりうれしいプレゼントになるのかもしれません。たとえビールを飲むのが口実だとしてもね!

上京組も実家組も涙腺を刺激される、ヱビス「娘の帰省」篇動画、ぜひご覧になってみてください。

参照元:YouTube
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch

▼YEBISU BEER ヱビス「娘の帰省」篇

▼昨年公開された「父の本音。娘の本音。」篇