ドナルド・トランプ氏が劇的勝利を収める結果となった、2016年米大統領選挙。アメリカ地図上に、ヒラリー氏を表す青よりもトランプ氏を表す赤が、どんどん広がってゆく。その様子を、息をのんで見守っていたという方も少なくないことでしょう。
開票日、ニューヨークマガジン(New York Magazine)がフェイスブックでライブ映像を配信。選挙にまつわる内容だったというのでさっそくチェックしてみたところ……わお! アメリカ全土を人間の体で表現してるう!
【アメリカ地図をボディーペイントで再現】
ニューヨークマガジンが行ったのは、パンツ1枚のみで、その他は一切身にまとっていない男女の体の上に地図を描き、各州の開票結果どおりに色を塗っていくという前代未聞の試み。
この「生きた地図」づくりに協力したのはボディーペイントアーティストのトリーナ ・メリー(Trina Merry)さんと、男性2名女性6名、計8名のモデルたち。そのほかに男性が1名、「トランプ」というサインを胸に描かれた姿で、最後に加わっています。
【描く人もモデルも大変そう……】
およそ4時間にもおよぶ映像に出演するモデルたちの体は、スタート時点ではまっさら。
裸の胸や足、おなかの上に線を引き、それぞれの州を描いて、ヒラリー氏の青とトランプ氏の赤をどんどん塗っていくメリーさん。想像するに描くほうも大変でしょうが、モデルになっていた方々も相当、疲労困ぱいしたことでしょうね……。
【待ってる間、退屈しないで済みました】
苦労の甲斐あってか、ライブ映像についた「いいね!」は2万1000件、そして集まったコメントは1万件! タイトルとなった『生きた選挙地図(living electoral map)』という言葉どおりのパフォーマンスは、全米を中心に大きな注目を集めていたようです。
選挙結果を待つ時間というものは往々にして、退屈なもの。そんな従来のイメージを一転したのが、今回のパフォーマンスだったのではないでしょうか。参加したみなさん、本当にお疲れ様でした!
参照元:Facebook New York Magazine、Bodypaintings by Trina Merry
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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