資生堂のコスメブランド「マジョリカ マジョルカ」。調べてみると誕生は2003年ということで、すでに約15年も続いているんですよね。

独特なのは、魔法や伝説をイメージさせるようなメッセージ性のある世界観! ほかのコスメブランドにはない唯一無二の魅力といってもよいかと思いますが、それはアイテムのユニークなネーミングにも表れています。

先日、ツイッターでは「マジョリカ マジョルカのネーミングセンスがエモすぎる」と話題に。ブランドサイトを見てみると、「密告」「砂糖づけ」「魔術」「もっと新しい彼の爪」など面白い……!! ひさしぶりにいろいろ眺めてみると、あらためてその世界観にグッと来ちゃいますっ!

【独特のネーミングセンスがさく裂してます】

マジョマジョ(マジョリカ マジョルカ)はファンデからアイシャドー、チーク、リップ、ネイルと幅広い商品を展開していますが、独特のネーミングセンスを楽しめるのがリップやグロス、アイシャドウ、ネイルといったカラーアイテム。

たとえばリップ「ピュア・ピュア・キッス NEO」は現在全14色ですが、「主役」「令嬢」「双子の妹」「ジレンマ」「収集癖」など。

続いてリキッドルージュ「ルージュマジェキス」の各カラーには「おさな子」「上流」「平熱」「貴族」といった名前が。

アイシャドウ「オープンユアアイズ」も面白いです。全5種がそろいますが、「目くばせ」「最短距離」「おとなり」「最長記録」「急展開」

最後に指先を彩るネイル「アーティスティックネールズ」の紹介も。現在全9色で、「魔術」「夜の森」「もっと新しい彼の爪」「嫉妬心」といった名前がついています。

【ネーミングとイメージが直結しないものも……?】

どれもコスメの名前にしては異端すぎるっ!! しかも色のイメージと名前が直結しないものも多し。

たとえばネイルの「キャラメルクリーム」や「真っ白な貝殻」などは、その色と名前を意味するモノとが合致するのでわかりやすい。

でもアイシャドーの「最短距離」「最長距離」はわかんない……! しかも同じラインに「目くばせ」や「おとなり」なんて名前も並んでるって難解すぎる~!!

【ストーリー性のある世界観が魅力】

けれどこれが不思議なことに、頭で理解して言葉で説明しようとするとむずかしいのですが、なんとなーく「わかるわ~」ってなるんですよね。言ってみれば、花言葉とか恋うらないとかおまじないとかそんな感じ。「理屈はわかんないけど、なんだかインスピレーションにピンと来る」みたいな。

最初にマジョマジョの魅力は「魔法や伝説をイメージさせるようなメッセージ性のある世界観」だと記しましたが、アイテムを買うときや使うときは各カラーの名前の意味から選んでも素敵かも。

たとえば目もとにはアイシャドウの「熱情」、リップは「密告」、そして爪に塗るのは「もっと新しい彼の爪」……なんだかストーリー性があって自分が特別な乙女になった気分(妄想だけど)!

資生堂の定番ブランドともいえる「マジョリカ マジョルカ」ですが、そのアイテムを見てみると皆さんもあらためて刺激をもらえるかも。これからも唯一無二の世界観で私たち乙女に魔法をかけ続けてほしいですね!

参照元:マジョリカ マジョルカ
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch