上白石萌歌さんと井之脇海さんが共演する、「キリン 午後の紅茶」CMシリーズ。このふたりがカップルとして出演していたTBS系ドラマ『義母と娘のブルース』が放送時には、「午後ティーのふたりだ!」と話題になりました。

2016年冬に放映された第1作『あいたいって、あたためたいだ。』で距離を縮め、第2作『おちつけ、恋心。』でライバルに心乱され、第3作『あいたいって、あたためたいだ。17冬』で遠距離恋愛となってしまったふたりは、その後、どうなってしまったのか……。

ふたりの恋の行く末を知ることができるシリーズ完結篇『あいたいって、あたためたいだ。18冬』が、2018年12月5日に公開されました。

【見慣れた「あのホーム」からCMはスタート】

完結篇の舞台となったのは、第1作のロケ地であり作品の原点となる、熊本県にある南阿蘇鉄道の見晴台駅ホーム。

ヘッドフォンから流れてくる音楽に耳を傾けるように目を閉じた上白石さんが歌い上げるのは、HYの名曲『366日』

「恐いくらい覚えているの あなたの匂いや しぐさや 全てを」

という歌詞が、回想シーンとぴったりリンクして胸に突き刺さりす。

【まさか…別れちゃったのかな!?】

しかしこの楽曲は、 “別れた恋人を忘れられない女心” を表した作品。ということは、まさか……遠距離恋愛がもろくも破綻して、ふたりは別れてしまったのでしょうか。

【恋敵も出演しているゾ】

その後は、第2作『おちつけ、恋心。』篇でライバルとして登場した女性(白石聖さん)も登場。

当時ライバル宣言した思い出の川辺に1人佇み、

「恋が こんなに苦しいなんて 」

泣きそうな顔で歌っているところを見るに、ひょっとすると彼女は失恋してしまったのかもしれません。

【電車から出てきた人物の顔を見て、ほっと一安心!】

一方の上白石さんも同じ歌詞を歌っているわけなのですが、その表情には切なさは感じるものの、悲しみのようなものは感じられず……。果たして上白石さんと井之脇さんはいま、どんな関係性を築いているのでしょう?

あれこれ想像しているうちに、1台の電車が、見晴台駅ホームへすーっと入ってきました。

するとそこから出てきたのは……。

東京から戻ってきた井之脇さんではありませんか~!

【この終わり方でよかった…】

その後に続く、

「ただいま」
「おかえり」

というやりとりや、肩を並べて仲睦まじげに歩くシーンを見るかぎり、ふたりの交際は続いているようです

恋が始まったばかりのあの頃のように、温かい「午後の紅茶」を飲みながら家路へつく2つの背中を見て、なんだかほっと安心してしまったのでした。

完結篇ということでシリーズは終了してしまうけれど、ふたりの恋愛はきっとこれから先も続いていくのでしょう。観ている側が、いろいろな妄想を楽しめる “余白” たっぷりのCMとなっておりますので、みなさんもさっそくご覧になってみてください。

参照元:プレスリリース、キリンYouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼18冬:あいたいって、あたためたいだ

▼16冬:恋の始まり 少女と先輩の出会いはここから始まります

▼17夏:ライバル出現 

▼17冬:遠距離恋愛

▼予告篇4作品も話題になっていました