現在NHK総合で放送中の朝の連続テレビ小説『なつぞら』。物語が折り返し地点にさしかかった今日この頃、ドラマ放送中にちょいちょい話題にのぼるのが「アレクサ」というワードなんです。

ツイッターを開くたび、目に飛び込んでくる「アレクサ」。でも……『なつぞら』の舞台は戦後のニッポン。アレクサが出てくるには、まだ早すぎる気がするんですけども!?

【ある登場人物をさす言葉でした】

我々がよく知っているAIのアレクサのことなのか。はたまた外国人の名前なのか……。「アレクサ」について考えるほど、わけがわからなくなっていきます。

気になったので調べてみたところ、アレクサとは、なつ(広瀬すずさん)の幼なじみ・ノブさん(工藤阿須加さん)のことを指している判明。

ノブさんこと佐々岡信哉(ささおか のぶや)は、なつが戦争で家族を失った当時に一緒に暮らしていた人。生き別れになってからは、ひとり苦学しながらなつを探し、わざわざ北海道まで尋ねてきた心優しい青年です。

https://www.instagram.com/p/Bw24e2qhDBY/

【アレクサと呼ばれるようになった理由】

そんなノブさんが、一体なぜアレクサと呼ばれているのか……。それは、最近のノブさんがなつの便利屋状態であることに由来しているようなんです。

なつはノブさんにとって家族同然。互いに幼い頃、助け合って暮らしていたわけですから、思い入れも相当なものなのでしょう。

https://www.instagram.com/p/Bv-O6-eghoI/

だから、何かあると必ずなつのために動いてくれるわけなのですが、正直、パシリっぽくなっちゃってることは否めず……。

情報を集めてきて報告し終わったら、歓談するでもなく即帰ってしまう無駄のなさ(?)も、アレクサを彷彿とさせるのかもしれません。

【ノブさんを不憫に思う人が続出している模様】

過去にはなつのため実兄の居場所を探し、今は実妹を探し続けているノブさん。なつ自身もそんなノブさんに慣れてしまっているようにみえて、視聴者はさらに不憫さを覚えているようなんです。

ツイッターにあがっているのは、

「命の恩人→幼なじみ→アレクサ·····という変遷(笑)」
「推し俳優が初回からヒーローのごとく登場したと思ったら当て馬どころかアレクサだったときの気持ち、考えたことがありますか」
「アレクサ……もう無理すんな……」

といったコメントの数々。ノブさんがアレクサと呼ばれなくなる日が来るのを、強く願わずにはいられません……!

参照元:Instagram @natsuzora_nhkTwitter検索 なちゅぞら アレクサ
執筆:田端あんじ (c)Pouch