美容院に行く時間はないけれど、「前髪だけ切りたい」というとき、ありますよね? 私も気分転換に前髪をつくりたくなったのですが、なかなか美容院に行けず……。

そんなときにプロの美容師さんがプロデュースしたという「kirukuru 前髪セルフカッター」というアイテムを発見。

プロのカット技術を再現したアイテムで、簡単にサロン帰りの「ななめ前髪」になれるらしいのです。本当に使えるのか、実際に試してみることにしました!

【クリップとコームがひとつに】

箱から出してみると、クリップとコームがひとつになったような形。コームの反対側に髪の毛をカットするための刃が付いています。

髪の毛を切るするときは、クリップとコームの間に髪の毛をはさみ、軽く力を入れて、髪の毛を削ぐようなイメージでカットできるとのこと。

片手だけでカットできるのは便利そうですが……うまく切れるのでしょうか?

【実際に切ってみると…】

さっそく、髪の毛をクシでとかすように切ってみると……

きちんとカットされているー!! 片手だけで髪を切ることができました!

やだ簡単♪と言いたいのですが、現実はかなり難しい

説明書には、「削ぐようなイメージで “軽い力” で握る」と書かれていたのですが、力が弱すぎると髪の毛が切れず、思いっきり力を入れるとばっさり切れてパッツンになってしまうのです。

絶妙な力加減を探りながら前髪を切り続けた結果、失敗を繰り返しながらも、だんだんと成功する回数が増えていきました。

【気になる仕上がりは?】

もともとあご下にあった長い前髪を、なんとか目にかかる長さまでにカットし終えました。そして気になる仕上がりは……!!

なんとも不揃いな前髪に!!

キレイに切れたところもあるけど、失敗してしまった箇所の影響が少なからず出てしまいました……。

でもまぁ、ヘアアイロンで軽く巻いたら、求めていたナナメ前髪に。不揃い感もバレない気がします。

【まとめ:実際に使って感じたメリット&デメリット】

<個人的に便利だったところ>

・切り終わったあとの掃除が簡単
カットされた髪の毛がコームに挟まるおかげで、髪の毛が散らばらず掃除が楽ちん。

・切り口が自然
ハサミですいたような仕上がりになる(ただし力加減がうまく行ったら)。

・厚みが調整しやすい
ひと束ずつカットするため「もう少し厚くしたい」という毛量の調整が意外と簡単。

<注意点>

・慣れないと失敗する可能性あり
慣れればうまくいくが、ちょうどいい力加減を掴むまでが難しい。

・左利きの方はやりづらそう
クリップは右利きの人に使いやすい形になっていたので、左利きの方はカットしづらいかもしれません。

・ハサミの仕上げはある方がいい
前髪カッターで1本1本の毛先を切るのは難しいので、細かい調整は、ハサミを使った方が良さそうです。

【自宅で前髪カットする派にはオススメ】

お値段はアマゾンでは1700円(税込み)。美容院と全く同じ……とはいきませんでしたが、一度使えば慣れてくる「前髪セルフカッター」。私は自宅で前髪カットをするタイプなので、今後もちょこちょこ使っていこうと思います。

参考リンク:Amazon
執筆・撮影:五條なつき
Photo:(c)Pouch