辛~いカレーやパスタなどを食べに行って、チーズトッピングがあるとついつい追加しちゃう。……これ、私はめちゃんこ「あるある」なんですが、なんであんなに辛いものとチーズって相性がよいのでしょうか?
そんな至福の組合せを楽しめる期間限定商品が、お菓子界からも登場~っ!! それがカルビーの「ピザポテト」史上最強に辛いと言われる「辛いピザポテト」です。
タバスコの約10倍といわれる辛さを誇る唐辛子「ハバネロ」を使っているのが特徴だそうですが……味や辛さはどう? 激辛好きライターの私がさっそくチェックしてみました!
【ハバネロ効果に期待して食べたものの…】
2014年にもチリベースの味で期間限定販売されて好評だったという「辛いピザポテト」。今回、新たにハバネロを使うことでさらに辛くして売り出すことにしたのだそう。
パッケージにも大きくハバネロのイラストや「辛い」という文字が入っていて、否が応でも期待が高まる~っ!!
とワクワクしながら食べてみたのですが。
えええっと……
ちっとも辛くない……!!
ほんの少ーしだけ舌や喉にヒリッとした感覚があるだけで、それもすぐに消えてしまいます。「そうか! 後から辛さが来るタイプか。それなら先にそう言ってよ~」と待ってみたものの……。
いやいやいや、来ないんかーーーーい!
わたしは一般的な人よりも辛さの耐性があるとはいえ、それでもこれは激辛としては完全に期待外れ。東ハトの「暴君ハバネロ」の足元にも及ばず、なんなら湖池屋のカラムーチョより辛くないかもしれません。
なんで……なんでこんなことに……。
【なぜ辛くないのか理由を考えてみた】
ひとつ考えられるのは、辛さ最優先にすると、チーズの風味が消えてしまうかもしれないという点。
ピザポテトは、チーズ味のフレークをポテトチップスに乗せて溶かし付けた「メルトフレーク製法」が大きな特徴。ピザの上でとろ~りとろけるチーズ感がうまく表現されていますよね。
今回の「辛いピザポテト」も、ハバネロとチーズのマッチ感も商品のウリになっています。実際、控えめな辛さとともにエメンタールとチェダーという2種類のチーズのコクも濃厚に感じられ、唐辛子とチーズのバランスとしては良い感じです。
また、原材料を見ると、サラミ風チップやパセリ、トマトパウダーなども使われていて、ピザの味わいを再現しようとする工夫が見られます。辛さを重視すると、きっとこうした風味が弱まってしまうはず……。
ピザポテトというブランドの商品として考えた場合、辛さとしてはこれがベストといえるのかもしれません。
【正直、激辛じゃない。でも、しみじみおいしい】
というわけで、あくまでも辛いフレーバーのピザポテトを食べてみたいという方は「辛いピザポテト」を。激辛は無理だけど、ピリ辛の食べ物なら好きという方も安心して食べてみてください。
ただし、もし辛さを第一に求めているということなら、他の激辛スナックを選ぶほうがよいかもしれません。
辛さでは少しガッカリした私ですが、やっぱりピザポテトはおいしい! ひさしぶりに食べましたが、ロングセラー商品だけあって、しみじみおいしい。手が止まらなくなるんだけど、これ……。
「辛いピザポテト」は税込150円前後で2020年10月下旬までの販売予定。コンビニエンスストアではすでに先行販売中で、それ以外では6月29日から発売なのでチェックしてみてください~!
激辛度 ☆☆☆☆☆
唐辛子とチーズのマッチ度 ★★★★☆
ヤミツキ度 ★★★★☆
参考:カルビー
撮影・執筆:激辛ハンターやよい(鷺ノ宮やよい)
Photo:(c)Pouch
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