2020年12月20日に放送された『M-1グランプリ2020』。見事、マヂカルラブリーが第16第王者に輝きましたが、その陰では今年もさまざまなアツいドラマが繰り広げられておりました。

そんな決勝進出コンビたちが登場し、お酒を片手に激戦の様子を振り返る『#M1打ち上げ by 新ストロングゼロ ~最高の相方に乾杯!~』が今年もGYAOで配信。

千鳥の2人が進行役として激戦を終えた芸人たちをねぎらい、彼らの本音や裏話などを聞き出しています。

約1時間半ほどの動画の中から、ここでその見どころをいくつかピックアップしてご紹介しましょう!

【オズワルド(48分50秒~)】

優勝候補の1組として目されていたオズワルドですが、結果は6位。

昨年はミルクボーイの後、今年はマヂカルラブリーの後という出番だったことから、伊藤さんは自分たちを「おくりびと漫才師」と例えていました。

M-1ってネタのデキだけでなく、出番が何番目なのか、出番前がどんな空気になっているのかも大きく影響してくるのだと改めて感じさせられますね。

【ニューヨーク(53分42秒~)】

今回、5位に終わったニューヨーク。お客さんの手ごたえはあった。審査員の松本人志の点数も良かった。それでも厳しいのがM-1。

これからどうするべきかと悩む嶋佐さんに、大悟さんは「いや、そのままでいいんちゃう」と声をかけます。

「優勝するためにコロコロネタを調整し出すとブレてまうなって感じがして。マヂラブさん、何もブレずに今年来て獲ったので、そんなに気にせんでええかなって」と話す屋敷さんに、「来年のM-1ぐらいでピークに来るんちゃう、期待値が」と大悟さん。

実は、マヂラブの村上さんは「千鳥が2017年の打ち上げで『絶対に変えるなよ』と言ったのを頼りにやってきた」と明かしています。

果たして来年のM-1ではニューヨークの頂点がやって来るのか……目が離せませんね。

【錦鯉(1時間1分20秒~)】

長谷川さんがM-1史上最年長ということでも注目を集めたこのコンビ。「レーズンパンは見た目で損してる」というパワーワードにもやられましたが、長谷川さんの歯が8本ないというエピソードも強烈……!

そんな錦鯉はあとまだ7年、M-1に出られるそう。ラストイヤーでは、長谷川さんは56歳に……! おじさんたちの期待の星として来年以降も突っ走ってほしいものです。

大悟さんも「このまんまのキャラクターが強いし、絶対来年は漫才もいろんなところで営業とかも増える」と今後の活躍に太鼓判を押していました!

【マヂカルラブリー(1時間26分10秒~)】

土下座で登場するという斬新すぎるスタイルのボケをかました野田さん。そのときにお客さんが笑っているのが見えたそうで、「勝つかも」と思ったとのことです。

驚いたのが、前の出番のおいでやすこがが漫才をしているときに、野田さんはどのネタで行くかまだ決めかねていたそう。

どうすれば勝ち抜けるのかをギリギリまで突き詰めた野田さん、そしてその答えを待ち続け、信じて受け入れた村上さん。

そんな2人に勝利の女神が微笑んだというのが感慨深いですね。聞いているだけでもハラハラ感(ヒリヒリ感!?)が尋常じゃないけど……!

【笑いとともにいろんなドラマが詰まってる!】

ノブも今年のM-1を「激闘」と評していたように、本当にどのコンビが優勝してもおかしくない実力派ぞろいの決勝戦でした。

今年は暗いことが多くて閉塞感のある1年でしたが、一生懸命やっていたら報われることもあるんだと希望の光を感じるような戦いでもあったように感じます。M-1、今年も観てよかった……!!

動画は参照元からどうぞ。ここでは取り上げていないおいでやすこが、見取り図、インディアンス、アキナ、ウエストランドも登場していますので、皆さんもぜひご覧になってみてください!

参照元:YouTube
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch

▼M-1打ち上げ動画。いつもはほんとの居酒屋だけど、今年は居酒屋風セットでソーシャルディスタンスを保って