小腹が空いたときやおやつにぴったりの「バターもち(Butter Mochi)」。常夏の楽園・ハワイ生まれのスイーツです。

“もち”という名前がついていはいるけれど、切り餅を使うわけではないんですっ! 以前Pouchで紹介した「秋田のバター餅」とも違った味わい。

もち粉にココナッツミルクとバターを混ぜ込んだ、リッチで濃厚、でもどこか懐かしさを感じるおいしいスイーツなのです。

それでは、ハワイの家庭で親しまれている「バターもち」を作ってみましょう☆

【材料】(12×12×4cmの角型1台分)

もち粉…100g
グラニュー糖…60g
ベーキングパウダー…小さじ1/2
ココナッツミルク…100cc
牛乳…100cc
卵…1コ
バター…25g
バニラエッセンス…少々
塩…少々

【作り方】

1. バターは600Wのレンジに30秒ほどかけて溶かす。

2. ボウルに全ての材料と、溶かしたバターを入れて、泡立て器でよく混ぜる。

クッキングシートを敷いた型に生地を流し入れる。

3. 180〜190℃に予熱しておいたオーブンで40〜45分焼く。表面にひびが入り、こんがりきつね色になればできあがり☆

オーブンから取り出し、人肌程度に冷ましてから切り分けましょう。

【朝食に、おやつに、いつ食べてもウマイ☆】

クリーミーで濃厚な味わいのバターもちは、朝食にも、おやつにもぴったりのおいしさ! もち粉とココナッツミルクベースだから腹持ちがよく、少量でも満足度の高いスイーツです。

焼いた当日は表面はサクサク、中はもっちり。翌日以降は全体的にしっとり、もっちり感が増してこちらも美味♡ コーヒーにも緑茶にも、よく合いますよ!

【余ったら冷凍しても!】

常温で3日はおいしく食べられるバターもちですが、余ったら冷凍も可能です。また、冷蔵庫で保存しても固くならず、もちもち感が持続しますよ。

食べやすい大きさにカットして、ひとつずつラップに包んで冷凍すると、思い立ったときにすぐ食べられて便利です。凍ったままならレンチンで、あるいは自然解凍してから召し上がれ。

【ベーキングパウダーは入れなくてもOK】

「作ってみたいけれど、うちにはベーキングパウダーがな〜い!」なんてこともありますよね。しかし! バターもちは、ベーキングパウダーを入れずに作っても大丈夫です。

ベーキングパウダーを入れることで、表面がよりサクサクした食感に仕上がり、ライトなもっちり感に。入れないで作ると、和菓子の餅菓子に近いもっちり感になります。

味は変わらないので、お好みの食感に合わせてどうぞ!

【ハワイのホムパの定番スイーツ♪】

ハワイの家庭で親しまれているバターもちは、現地のホームパーティーやピクニックにも欠かせないスイーツだそうですよ。とはいえ、観光地ではあまり見かけないので、ハワイ通でも知らない人が意外と多いかも?

ハワイアンフードが好きな人はもちろん、お団子や大福など餅菓子が好きな人はぜひ! とってもおいしいですよ☆

レシピ・撮影・執筆:sweetsholic
Photo:(c)Pouch