映画『パラサイト 半地下の家族』がアカデミー賞を受賞したことで、昨今よりいっそう注目度が高まっている韓国映画。
様々なジャンルの中でも特に面白いのが、ハラハラドキドキのスリラー系作品。
息つく暇ないスリリングな展開と不穏な空気、さらにはラストの大どんでん返しで、脳内からアドレナリンが出まくり~~~!
というわけで今回は、Netflixで鑑賞できる韓国スリラー映画をご紹介。刺激が欲しい人、必見です☆
【Netflixで鑑賞できる韓国スリラー映画7選】
<1. 時空を超えたスリル『ザ・コール』>
過去と現在、時間は違えど同じ家に暮らす2人の女性が、電話でつながったことをきっかけに展開していくダークサスペンス。
過去から電話をかけてきたヨンスクは、現在に生きるソヨンに「母に軟禁されている上に殺されそうだ」と助けを求めます。
さらに、ヨンスクに未来を変える手伝いをしてもらったソヨンは、望んだ人生を歩めるように。2人の間に不思議な友情が芽生えたものの、終盤、物語はまさかの展開へ……!
<2. 宗教×スリル『サバハ』>
とある予言の実行を阻止するために起きた残忍な事件。全編通して「因果応報」を感じさせる、宗教色の濃いゾクゾクミステリー。
牧師でありながら「宗教問題研究所」を立ち上げて取材を続けている、主人公・ウンジェ(『イカゲーム』の主人公を演じるイ・ジョンジェさんが演じてます!)。
いわくありげな新興宗教「鹿野苑」について調べるうちに、女児大量虐殺事件へとたどり着きます。
<3. 記憶喪失×スリル『記憶の夜』>
兄の誘拐事件をきっかけに巻き起こる、「記憶」がキーワードのサイコミステリー。
引っ越し先の家に感じた、かすかな違和感。誘拐から19日後に、記憶を失って戻ってきた兄。不思議な物音と、不審な動きを見せる両親……。
物語全体に漂う不穏な空気の正体が、終盤に行くにつれて明かされてゆく過程は鳥肌もの! これぞ “大どんでん返し” なラストにご注目。
<4. 連続殺人鬼×スリル『目撃者』>
大ヒットした韓国ゾンビ映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』のヨン・サンホ監督が手がけるスリラー作品。
主人公は保険会社に勤める平凡な男性・サンフン。ある日のこと、購入したばかりのマンションで殺人事件を目撃してしまってからというもの、犯人に目をつけられてしまったからさぁ大変!
唯一の目撃者として証言を求められるも、家族を守るために断固として拒否。そんな中、周囲で1人、また1人と被害者が出始めて……!?
<5. ストーカー×スリル『ドアロック』>
得体のしれないストーカーの存在によって、恐怖に陥れられるサスペンススリラー。
銀行員として働く女性・ギョンミンは、大都会・ソウルでひとり暮らし中。それなのに、なぜかいつも人の気配がするような気がして、徐々に疑心暗鬼に……。
ついには、周囲の人たちみんなが怪しく見えて、誰も信じられなくなってしまいます。本作を観たら、ベッドの下を確認せずにはいられなくなるかも(逆に確認できないかも)。
<6. アクション×スリル『The Witch 魔女』>
ヒットドラマ『梨泰院クラス』でイソを演じたキム・ダミさんが、ド迫力のアクション&サイコパスっぷりを見せつけてくれるSFノワールスリラー。
幼い頃の記憶がないものの、優しい育ての親と近所の人に囲まれて、幸せに暮らしていた主人公・ジャユン(キム・ダミさん)。
物語前半では「普通の女子高生」にしか見えないジャユンですが、後半で様子が一変。まさかの展開&次元を超えたアクションの連続に、まばたきするのも忘れてしまうはず~!
<7. ゾンビ×スリル『#生きている』>
人間がゾンビ化するウイルスが蔓延する世界で進行する、ハラハラドキドキのパニック脱出劇!
集合住宅に1人取り残されてしまった主人公・ジュヌは、外にも出られず、家族が生きているかもわからず、だんだんと自暴自棄に……。
ところがある日、同じように1人取り残された住人女性と知り合ったことで、一念発起! 2人で力を合わせてゾンビに立ち向かい、脱出を試みるのです。
【全部あっという間に観終わります】
最後にご紹介した『#生きている』は、コロナ禍の閉塞感を連想させる描写も多く、ゾンビものなのに「自分ごと」として感じられる作品。
ラストシーンでは希望も感じられるので、ぜひご覧になっていただければと……!
今回ピックアップした作品は、いずれも見ごたえたっぷり。スリリングな展開に手に汗握っているうちに、あっという間に観終わってしまうこと確実ですよ♪
参考リンク:Netflix
執筆:田端あんじ
Photo:(c)Pouch
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