「斎藤香」担当の記事 (40ページ目)
[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。
今週は1月12日公開のSF映画『LOOPER/ルーパー』をご紹介します。全米公開時「革新的なSF映画の登場」「『マトリックス』以来の衝撃」と話題をさらった映画です。なんとジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスが同一人物を演じるという斬新な設定にも驚きの『LOOPER/ルーパー』。若き主人公をジョセフが演じ、30年後をブルースが演じています。ドンデン返しの連続は、秀逸な脚本と絶賛されるのも納得です。
【映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します】
今回ピックアップする映画は、ファッション業界などからも注目を集めているドキュメンタリー『ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ』(公開中)です。
ハーパーズ・バザーの編集者、ヴォーグの編集長を務め、革新的なヴィジュアルセンスとブームを作り出すファッション・プロデューサーの才能で、20世紀のファッション界のトップに君臨した伝説の女性ダイアナ・ヴリーランド(1903~1989)の人生を本人&周辺の人々のインタビューと彼女の手掛けたファッション誌と写真などで構成した作品です。
【映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します】
今回は、12月28日公開の人気シリーズ『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart2』です。主演のカップル、クリステン・スチュワートとロバート・パティンソンをスターにし、世界中の女子たちをトリコにしたこのシリーズも、いよいよ最終章! 『Part1』で、ヒロインのベラが産んだ人間とヴァンパイアのハーフの子を巡る闘いが壮絶で、すさまじい迫力の完結編となりました。
ヴァンパイアのエドワード(ロバート・パティンソン)と結婚をしたベラ(クリステン・スチュワート)は、ヴァンパイアと人間のハーフの娘を授かります。ベラをずっと愛していたオオカミ族のジェイコブ(テイラー・ロートナー)は、その娘こそ、自分の刻印(運命)だと悟ります。ジェイコブのベラへの長い片思いは終わり、ヴァンパイアの一族に幸福が……と思ったら、ベラたちの娘はヴァンパイア一族を滅亡させる「不滅の子」であると、3000年生きるヴァンパイアの王族たちが、ベラの娘を抹殺しようと近づいてきて……。
【映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します】
今回ピックアップする映画は、フランス・スペイン合作映画『マリー・アントワネットに別れをつげて』です。フランス革命やマリー・アントワネットを描いた映画は数多くありますが、これはアントワネットの朗読係の視点で、アントワネットとその時代を描き、また、今まであまり見られなかったヴェルサイユ宮殿の裏側も描いた興味深い映画です。
1789年フランス革命が勃発。王妃マリー・アントワネット(ダイアン・クルーガー)に心酔する朗読係のシドニー(レア・セドゥ)は、王妃の為なら何でもできるという、まだあどけなさの残る若い女性です。そんな中、バスティーユ陥落のニュースが宮廷内を駆け巡ります。王妃は混乱のさなか、寵愛するポリニャック夫人(ヴィルジニー・ルドワイヤン)を国外へ逃がそうとします。夫人も処刑者リストのひとりだからです。王妃の身を案ずるシドニーに「あなたを見捨てたりしないわ」と告げた王妃でしたが、最終的に彼女はシドニーに世にも残酷な仕打ちをするのでした……。
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します
今回ご紹介するのは、12月8日公開の英国映画『砂漠でサーモン・フィッシング』です。華やかな大作ではありませんが、心がほっこり温かくなる映画であり、感動映画だと思って見たら、意外とラブストーリーの要素も強い! なおかつ、イケメンも登場するので、女子的には嬉しい映画なのです。
【映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します】
今回ご紹介するのは、12月1日公開の007の新作『007 スカイフォール』です。なんとシリーズ50周年記念作となる本作は、全英・全米ともに熱狂レビュー続々! 世界中でヒット街道バク進しております。
今年のロンドン五輪でも、開会式でエリザベス女王をエスコートした映像が流れ、英国が生んだヒーローとしての存在感をアピールしたジェームズ・ボンド。女子的には「いまいちなじみがないんですけど~」とお思いでしょうが、『007 スカイフォール』は、映画的にもクォリティが高く、かっこよく、スリルとサスペンスをガッツリ堪能させてくれるエンターテインメントなのですよ。
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今回ピックアップするのは11月17日から公開する草彅剛主演作『任侠ヘルパー』です。人気ドラマの映画化で、監督は『容疑者Xの献身』などの西谷弘。西谷監督はドラマ「任侠ヘルパー」の演出も手掛けています。
でもキャストは主演の草彅剛以外はほぼ一新!(黒木メイサが友情出演)。テーマは共通していますが、ドラマを見ていなくても十分楽しめる映画『任侠ヘルパー』に仕上がっています。記者も実はドラマは未見だったのですが、映画だけでも大いに満喫。草彅剛の熱演に度肝を抜かれました!
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今回ピックアップするのは、11月10日公開の三池崇史監督作『悪の教典』です。貴志祐介氏のベストセラー小説を映画化。先生が生徒を皆殺しにし、学園が地獄絵図になる物語。監督は三池さんですからね、情け容赦ない描写がたたみかけるバイオレンスな青春映画になっています。
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今回ご紹介するのは11月3日公開の吉永小百合主演作『北のカナリアたち』です。吉永小百合はスター女優だけど、若い女性にとってはなじみがないかもしれません。そんな彼女の主演作を今回ピックアップした理由は、『北のカナリアたち』のベースが、湊かなえの小説だからです(「二十年後の宿題」:「往復書簡」収録)。あのベストセラー『告白』は映画化もされ大ヒット! WOWOWドラマ「贖罪」も評判になりました。
ドロドロの人間模様にひきつけられる湊作品ですが、そのドロドロ世界で、吉永小百合はどんな風にもがくのか……と、興味をそそられたわけです。ところが! 『北のカナリアたち』は、吉永小百合が湊かなえの世界を自分に引き寄せて浄化した作品になっていました。
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映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。
今回ピックアップしたのは、10月26日公開のベン・アフレック監督作『アルゴ』。全米ではアカデミー賞最有力と言われている作品です。この映画の凄いところは、社会的な実話をもとにしているにもかかわらず、エンターテインメントとしての要素がしっかり盛り込まれている点です。
事実に振り回されることなく、自分の手元に引き寄せて演出したベン・アフレック。その演出力は脂がのっているっていうか、もう「あんた天才だったのね!」と言っても過言ではないくらいの素晴らしい作品です。
2011年3月11日、東北大震災が起こった日。あれから1年後、みんなはどのような生活をしていて、どのような思いを抱えて生きているのでしょうか。
『グラディエーター』などで知られる英国が生んだ巨匠リドリー・スコット監督が製作総指揮をつとめる『JAPAN IN A DAY [ジャパン イン ア デイ] 』。本作は、2011年3月11日の東日本大震災から1年後、2012年3月11日の映像を一般から大募集したところからスタートしました。世界12カ国から8000もの投稿が集まり、それらの映像を編集して作り上げたソーシャルネットワークムービーが『JAPAN IN A DAY [ジャパン イン ア デイ] 』なのです。
本作はこのたび第25回東京国際映画祭特別オープニング作品に決定! 11月3日公開に先立ち、10月20日に同映画祭の特別招待作品としてワールド・プレミア上映されることになりました。「この話題作を放っておくわけにはいかん!」というわけで、ポーチは、本作の監督のひとりである成田岳監督にインタビューをしてきました!
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映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。
今回ピックアップするのは10月13日公開の『ミステリーズ 運命のリスボン』です。世界各国の映画祭で絶賛、有名媒体でも支持されている、巨匠ラウル・ルイス監督作。なんと4時間26分の大作です! 通常の映画の2倍以上の長尺映画「よし、挑戦!」と、気合いを入れつつ鑑賞。いろんな意味で凄い映画でありました。
1975年から2011年の休刊まで、雑誌「ぴあ」の表紙を描き続けてきたイラストレーターの及川正通さん。「ぴあ」といえば「及川さんの表紙がパっと思い浮かぶ!」という人も多いでしょう!
その及川さんのイラストレーターとしての歴史を振り返ることができるイラスト展「及川正通イラストレーションの世界」が、神奈川県横須賀市にある「横須賀美術館」で9月29日から開催されています(12月16日まで開催)! 「ぴあ」で育った世代としては「行かねばっ!」と横須賀美術館へ行ってまいりましたよ。
【映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します】
今回は中山美穂、向井理主演の恋愛映画『新しい靴を買わなくちゃ』です。監督・脚本は人気脚本家の北川悦吏子、製作は岩井俊二、音楽に坂本龍一。豪華なバックアップを得て、北川監督が得意のラブストーリーをオールパリ ロケで展開しております。
「ビューティフルライフ」「ロングバケーション」などドラマの黄金期に高視聴率を放った脚本家ですが、監督は2作目(デビュー作は『ハルフウェイ』)。何しろパリが舞台ですから、オシャレ映画って感じですかね……と見てみると、意外や、アラフォー女子は「イタっ!」と心に激痛が走るような、毒気がたっぷりの映画に仕上がっていました!
【映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します】
今回ご紹介するのは、映画マニアの間ではすでに話題の映画『アイアン・スカイ』。月からナチスが攻めてくるという奇想天外なSFアクションコメディです。これまで宇宙からいろいろな生物が地球にやって来る映画が作られてきましたが、たいていは宇宙人がアレコレとカタチを変えて攻めてくるというパターン。
しかし、本作は大ひねりを加えて、なんとナチスが月から地球にやってくるのです!