斎藤 (Kaori Saito)

映画ライター

映画誌の編集者を経て、フリーのエディター&ライターに。好きな映画はシニカルなコメディとミステリー系。好きな監督はウディ・アレン。

「斎藤香」担当の記事 (41ページ目)

話題作『ニューイヤーズ・イブ』の監督は語る「寒さはキスの邪魔になる!」【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回ピックアップする映画は本日公開の『ニューイヤーズ・イブ』。マンハッタンを舞台に男女&親子の悲喜こもごもの出来事を描きだした群像劇。それぞれのドラマが年越しの瞬間に迎える感動を描いたハッピーな作品なのです。 → 続きを読む

話題作『ミッション:インポッシブル / ゴースト・プロトコル』で明らかになるトム・クルーズのSMっぷり!?【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回ピックアップするのはトム・クルーズ主演の人気シリーズ『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』です。お正月映画として最大の話題作ゆえ、トム・クルーズも来日し、大々的にキャンペーンをしていたので、ご存知の方も多いでしょう。

このシリーズは毎回、監督をかえながらも、スパイ・アクション映画として成功を収めています。第1作目はブライアン・デ・パルマ、2作目はジョン・ウー、3作目はJ.J.エイブラムスと組んで成功をおさめてきましたが、今回はピクサー映画『レミーのおいしいレストラン』『Mr.インクレディブル』のブラッド・バードが担当しています。 → 続きを読む

生田斗真主演『源氏物語 千年の謎』でわかる! 女子が光源氏を好きな理由【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が、皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回ピックアップするのは明日10日公開の映画、生田斗真主演作『源氏物語 千年の謎』です。数えきれないほど映画化されてきた日本人が愛してやまない古典。この映画は紫式部が藤原道長の命を受けて「源氏物語」を執筆し、式部の綴る物語が劇中劇として登場するという、二重構造になっています。 → 続きを読む

生存率50%のガンと闘う主人公の映画『50/50フィフティ・フィフティ』がコメディになった理由【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回ピックアップするのは生存率50%のガンと宣告された青年を描いた『50/50フィフティ・フィフティ』。病と闘う物語は、ほぼ99%が涙涙の感動作ですが、この映画はなんとコメディ! これまでの難病映画とは違う、一風変わった映画となっています。

本作は脚本を担当したウィル・レイサーが体験した実話が元になっています。レイサーは20代でガン宣告を受け、その病を克服した経験があるのです。 → 続きを読む

3D映画『映画 怪物くん』の撮影で大野智のアート魂を刺激したものとは?【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回ピックアップするのは人気ドラマ「怪物くん」を映画化した『映画 怪物くん』です。今年の1月に3D映画化が発表され、クランクイン。2月には舞台となる「カレーの王国」の撮影でインドへ。

そして11月26日に公開という、怪物くんにとっては大忙しの2011年となりました。主演はもちろんドラマと同じく嵐の大野智。大野にとって、本作は初主演映画。そして本作はまさに3Dあっての映画となっているのです。 → 続きを読む

原発事故を風化させない!『カリーナの林檎 チェルノブイリの森』が叫ぶレベル7の怖さ!

【公開直前☆最新シネマ批評】映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。今回のピックアップは明日19日公開の映画で、1986年に起こったチェルノブイリ原発の事故をひとりの少女の生活を通して描いた『カリーナの林檎 チェルノブイリの森』です。

本作は2003年に制作されていましたが、当時チェルノブイリ原発の事故が日本では風化されてしまい、なかなか公開に踏み切ることができなかったようです。しかし、東北大震災、福島原発の事故による放射能の危険性に敏感になっている今、公開されることになりました。まさに今こそ見るべき映画になっています。 → 続きを読む

映画化不可能と言われた『マネーボール』が傑作になった理由【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回ピックアップするのは、本日11日公開のブラット・ピットが製作&主演する野球映画『マネーボール』です。オークランド・アスレチックスの名物GM(ゼネラル・マネージャー)ビリー・ビーンのチーム改革を描いたこの映画。原作はマイケル・ルイスの同名著作ですが、映画化不可能と言われていました。 → 続きを読む

ニコール・キッドマンは主演作『ラビット・ホール』のためにウディ・アレンを振った!?【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回ピックアップする作品は、明日公開の映画でニコール・キッドマン主演作『ラビット・ホール』。ニコールがアカデミー主演女優賞を受賞した『めぐりあう時間たち』以来、久々にアカデミー賞候補になった作品がいよいよ登場です。

閑静な住宅街に住む夫婦のベッカ(ニコール・キッドマン)とハウイー(アーロン・エッカート)。表向きは問題のない夫婦に見えるが、実はひとり息子を事故で失っており、ベッカもハウイーも悲しみから立ち直れず、ひたすら思い出にひたり、耐えるばかりだった。

そんなときベッカは息子を轢き殺した犯人の青年ジェイソン(マイルズ・テラー)と出会い、なんと彼と交流を持つようになる……。 → 続きを読む

『ステキな金縛り』のエンドロールだけに出演した北海道の有名スターとは?【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今週のピックアップは三谷幸喜監督の新作『ステキな金縛り』。もう監督がプロモーションのための番組ジャック(?)をしているのでご存じの方も多いでしょう。三流弁護士(深津絵里)が、容疑者のアリバイを証明するために、落ち武者の幽霊を連れてきたことから起こる大騒動を描いた法廷ヒューマンコメディです。

さて、三谷映画といえば、オールセットのような独特なビジュアルが特徴だけれど、今回はロケ撮影も積極的に敢行。そしてワンシーンワンカットを封印して、カット割りにこだわりを見せるなど、新しい世界を見せています。 → 続きを読む

SFとウエスタンを合体!脚本家を困らせた映画『カウボーイ&エイリアン』【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回のピックアップは本日公開の映画で、いまや007でおなじみの英国俳優ダニエル・クレイグとハリソン・フォードが共演するSFアクション大作『カウボーイ&エイリアン』です。このタイトルを聞いたとき「B級なオバカSFかしら?」と思いました。西部のカウボーイとエイリアンですから、このミスマッチ感! ギャグにするしかないでしょうと。 → 続きを読む

市川海老蔵の目力が3Dになって飛び出す!?芸術的かつ感動的な3D映画『一命』【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今月のピックアップ、明日15日公開の映画、市川海老蔵と瑛太共演、三池崇史監督作の『一命』です。カンヌ映画祭に出品され、壮絶な切腹シーンでは席を立った観客もいたという噂ですが、実際に観て驚愕! 私は2D上映で観ましたが、瑛太演じる浪人・求女の竹刀による切腹シーンは生々しく痛々しく、そのシーンがいまだ脳裏に焼き付いて離れません。これが3Dになったら……と思うとクラクラしてしまいます。 → 続きを読む

全米絶賛の映画『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』なんと猿にアカデミー賞の可能性がっ!?【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回ピックアップするのは何度もリメイクされた『猿の惑星』の新作『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』。「え、また作ったの?」と思われても仕方がありません。この映画で7作目なのですから! オリジナルは猿に人間が支配された未来を描いていますが、最新作は人間が猿を支配している現代を舞台にしています。 → 続きを読む

むしょうにB級グルメが食べたくなる映画『極道めし』【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今月のピックアップは『極道めし』です。土山しげる原作の同名グルメ漫画を映画化。人生ドラマと思い出料理を合わせた、心も胃袋も満足できる! とてもおいしい映画となっております。

とある刑務所の204号の5人の囚人が、それぞれ思い出の食事を語り合う物語。実は、その思い出話には、お正月のおせち料理を懸けた男たちの密かな闘いがあり、その思い出に登場するメニューがとても美味しそうなのです! → 続きを読む

最新シネマ批評のインタビューシリーズ第二弾は、韓国で2010年№1ヒットとなった『アジョシ』の主演俳優ウォンビンと実力派のイ・ジョンボム監督です。

来日時に羽田空港には250人余りのファンがつめかけ、韓流四天王ひとりである人気の高さを証明したウォンビン。しかし、ジャニーズ系の甘いルックスで守ってあげたいイケメンだった彼が、本作では鍛え上げられた肉体と俊敏な動きで激しいアクションをクールに決め、ワイルドに変身! 新たな魅力を見せています。

この映画はオファーを受けたのではなく、ウォンビンが自ら出演を熱望したそう。さっそく彼にその真意をたずねてみました。 → 続きを読む

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今週のピックアップは韓国映画『ホワイト』です。少女時代、KARAなど飛ぶ鳥を落とす勢いのK-POPのガールズグループの裏世界を描いた本作。

K-POPが人気絶頂のいま、青春映画やサクセス映画などにもできたはずなのに、あえてホラーに挑戦する心意気が素晴らしい韓国映画界!

この映画では、売れないガールズグループ、ピンクドールズが、1本のビデオテープをきっかけにスター街道を昇っていく一方、センターに選ばれた女の子が次々と呪われ、痛めつけられていく姿を描いた韓国ホラーです。

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映画『探偵はBARにいる』は企画から映画化まで16年! 北海道と大泉洋が源に!?【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今週のピックアップは、東直己原作のハードボイルドミステリーの映画化『探偵はBARにいる』です。

探偵役は大泉洋、相棒は松田龍平、謎の女に小雪、ほか西田敏行、田口トモロヲ、高嶋政伸などがはじけた演技を見せた本作。企画した須藤泰司プロデューサーが16年越しの夢を実らせた渾身の北海道映画でもあるのです。 → 続きを読む

全米で絶賛される35年ぶりの新作『くまのプーさん』/ベテランアニメーター76歳の力あり!【最新シネマ批評】


[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回のピックアップはなんとアニメーション作品『くまのプーさん』(9月3日公開)です。何度かディズニーで映画化されている「プーさん」シリーズですが、今回は新しい『くまのプーさん』。ウォルト・ディズニー生誕110周年を記念して作られた35年ぶりの新作なのです! → 続きを読む

主演映画『神様のカルテ』で櫻井 翔が悩んだ理由とは?【最新シネマ批評】


[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回のピックアップは明日27日公開の映画、嵐の櫻井 翔主演『神様のカルテ』。2010年度本屋大賞第2位になった夏川草介のベストセラー小説の映画化です。櫻井演じる栗原一止の妻ハル役は宮崎あおい。

保険会社のCMでもおなじみのふたりですが、残暑の夏にさわやか~な風を運んでくれるこのカップルの共演作は、櫻井がクランクアップで涙を流すほど! 彼にとって思い出深い作品になったようです。 → 続きを読む

映画『シャンハイ』の菊地凛子さんとミカエル・ハフストローム監督を直撃インタビュー!【最新シネマ批評】

今回は最新シネマ批評始まって以来、初のインタビュー! ゲストは『シャンハイ』でスミコを演じる菊地凛子さんとミカエル・ハフストローム監督です。

映画『シャンハイ』は第二次世界大戦直前の上海を舞台にした大河ロマン。日本軍大佐タナカに渡辺謙、中国の黒社会のボスにチョウ・ユンファ、その妻にコン・リー。米国諜報員ポールにジョン・キューザック。ポールの親友の恋人で事件の鍵を握るスミコを演じるのが菊地凛子さん。まさにオールスターキャスト! → 続きを読む

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