キング・オブ・ポップといえばマイケル・ジャクソンですが、キング・オブ・ロックといえばエルビス・プレスリー。そのエルビスが愛した有名なサンドイッチがあります。

それがグリルド・ピーナッツバター&バナナサンドイッチ。アメリカのコンフォートフードともいえる、ピーナッツバター&ジェリーサンドイッチ(ピーナッツバターとジャムを一緒にはさんだもの)にも似たこのサンドイッチ、実は「聞いたことはあるけど食べた事がない。」というアメリカ人も多いのです。

ということで、早速作ってみました。

■材料

・薄切りの白い食パン 2枚(8枚から10枚切り位までがおすすめ)
・ピーナッツバター 適量(クリームタイプ)
・バナナ(かなり熟しているもの)小さなものなら1本、大きめなら半分程度。
・バター

作り方はいたって簡単。パンに厚めにピーナッツバターを塗り、バナナをフォークなどでつぶしたあと、ピーナッツバターの上にのせます。そして、熱したフライパンにバターを溶かし、両面をこんがりと焼いたら完成です。

いざ、実食!さあ、気になるそのお味は?

いや〜!これが想像以上においしかった!バターでグリルされたパンの表面はかりっと香ばしく、そのパンをかじると、マッシュされたバナナと、こくのあるピーナッツバターのミックスが口の中に広がります。思ったより甘みも控えめで、ぺろっと完食してしまいました。なぜだか幼少のころに食べた事があるような、懐かしさも感じます。幸福感をも感じながら、なんだかちょっと切なくなるそんな不思議なサンドイッチでした。

ということで、エルビス・プレスリーがこよなく愛したサンドイッチ、ぜひアナタもお試しあれ!

(文・写真 mayuchiko)