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2月19日は世界で初めてコーンフレークが事業化された記念日。後のケロッグ社による、1906年の出来事です。もともと厳格な菜食主義の病人食を作っていたケロッグ博士が、病人食の失敗作を元に作ったのがコーンフレークの始まりなんですって。コーンフレークって、もう100年以上の歴史があるのですね。

今日はそんなコーンフレークを使って超簡単に作れるサックサクのクリスピーチキンを紹介します。このレシピ、本当に手間いらず。「揚げ物を作るのはめんどくさいけれど、揚げ物的なものが食べたい」と思ったら、迷わず作ってみてください。

【用意するもの】2人分
・ とりもも肉 1枚(230gくらい)
・ コーンフレーク 50g
・ チキンコンソメ顆粒 小さじ1
・ マヨネーズ 大さじ半分
・ 醤油 大さじ半分
・ にんにく お好み(今回はチューブタイプ1センチ分くらい)
・ 黒胡椒 お好み

【作り方】
1.とりもも肉を小さめに切る。
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2.ビニール袋に、1とチキンコンソメ顆粒、マヨネーズ、醤油、ニンニク、黒胡椒を入れ、良く揉んで味をなじませる。
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3.コーンフレークを別のビニール袋に入れ、手で軽くつぶしてフレークを細かくする。
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4.お皿やボールに2と3を入れ、とりもも肉にコーンフレークをまんべんなくまぶす。コーンフレークがつかない場合は、マヨネーズ(分量外)を肉に少し付けるとまぶしやすいです。
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5.トースターの天板にアルミホイルやクッキングシートをひき、4を並べて上からアルミホイルをふわっと乗せ、1100Wで10分焼く。
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以上! こんなに簡単なのに、しっかりサックサクのクリスピーチキンができ上がります。時間が経つとサクサク度合いが下がるので、できたらすぐに食べちゃって〜。

実はコーンフレークを考案したケロッグ博士は、後にケロッグ社を起こす弟のウィル・キース・ケロッグと、コーンフレークに砂糖を入れるかで大もめして、兄弟は絶交しちゃったそう。なんでも、お兄さんのケロッグ博士は「砂糖の摂取が性欲を増大させ、健康を損なう」と考えていたために、弟が砂糖をコーンフレークに使うのが許せなかったのですって。そんな歴史を持ち、厳格な菜食主義の病人食として生まれたコーンフレークをこんな形で使ったら、ケロッグ博士は激怒しちゃうかもしれないですが……。でも、この方法で作ったチキン、とってもクリスピーでおいしいのです。コーンフレークの記念日の今日、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか?

(文、写真=山川ほたる
参考:wikipediaコーンフレーク