アメリカ・ニューヨーク州北部にあるトンプソン病院(Thompson Health)の中庭には、毎年カモが子育てのために訪れます。
そして子ガモが生まれ、ある程度成長すると、引っ越しのために病院内にある老人ホームの廊下を親子でパレードするというんです。
病院のフェイスブックでその様子を見ることができるのですが、ママの後ろをちょこちょこついて歩く小さな子ガモたちがかわいい~! 親子を見守る職員のみなさんの視線も優しさにあふれていて、見ているこちらまで癒やされてしまいます。
【コースアウトしないように見守る職員】
カモの産卵と親子のパレードは、春の恒例行事。母ガモがガラス戸を叩いたら、子ガモとともに引っ越す準備ができたという合図なんですって。
母ガモは毎年、施設内の同じコースを歩きますが、道が外れてしまうことがないよう職員たちが常駐。古い看板などで道を作って、母ガモと子ガモを導いています。
【子育てには最高の環境!】
廊下の先にある光を目指して歩くカモの親子は、やがて施設の裏にある広々とした場所へと到達。緑あふれる環境と、心優しい人々が、きっとカモたちを呼び寄せているのでしょうね。
【それにしても子だくさんだなぁ~】
今回パレードしていた子ガモの数は、なんと13匹。たくさんの子どもたちを1匹残らず連れて歩くだけで、きっと一苦労でしょう。
そんな母ガモのサポートをする職員のみなさんの表情は、どこか嬉しそうにも見えます。ひょっとしたらカモが飛来してくるたび、「今年もこの時期がやってきたんだ!」と胸躍らせているのかも?
子ガモたちを無事に育てて、またこの病院へと帰ってきてほしいものです。
参照元:facebook
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼毎年パレードしてくれるとか、最高でしかないですね!
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