愛知県名古屋発祥の「赤から」といえば、真っ赤な色をした辛~いお鍋「赤から鍋」で知られる居酒屋。

その味わいをおうちで楽しめるようにと、調味料メーカーのイチビキが出しているのが「赤から鍋スープ」シリーズです。

先日その中から「赤から鍋スティック」をご紹介しましたが、今回フィーチャーするのは「15番」という超激辛の鍋スープ!

そもそもお店のメニューには0番から10番までの11段階しかないはずなんですが……それを超越した15番ってどんな辛さや味わいなのよ!?

というわけで、今回も激辛大好きライターの私がレビューしてみたいと思います!

【辛さの限界に挑戦したいなら「15番」をチョイス!】

0番から10番まで、好みの辛さを選べるのが特徴の「赤から鍋」。鍋スープもそれにならい、「1番」「3番」「5番」「15番」という4種類がラインナップしています。

しかし、これまで「3番」や「5番」はスーパーなどで見かけることはあっても、「15番」は私の記憶になし。

それもそのはず、「15番」は辛さの限界に挑戦したいという真の激辛好きのために数量限定でしか作られていないそうなのです……!

といっても、作り方自体はよくある鍋スープと同じ。スープを鍋に加え、火にかけて沸騰したら、切った具材を入れて火を通せばできあがりです。

今回は豚肉、白菜、ニラ、えのき茸、油あげ、豆腐という具材にしました。

ぐつぐつと真っ赤なスープが煮え立っている様子は、まるで地獄の釜茹でのよう。 さすが激辛の15番。顔を近づけると、湯気であおられた唐辛子で目をやられるので要注意です……。

それでは、いただきます!

【激辛の中に甘さがある……!!】

うおぉぉぉぉ、ひと口目から燃えるような辛さ!! 赤唐辛子のせいで唇や舌がビリビリとします。

でも、えーっと……? 辛さとともに強く感じるのが「甘さ」。赤から鍋スティックのときも甘さを感じましたが、辛さがさらに増しても、甘さは変わらず健在です。

そのため、激辛であることに間違いはないものの、意外と食べやすい……! 普段から激辛フードに親しんでいる人であれば、けっして食べられない辛さではないと思います。

これまで激辛といえば、どれだけ辛いかというベクトルだけだったので、これは新鮮。正直、ここまで甘さを含んだ激辛にはこれまで出会ったことがありません。

現在料名には、豆板醤、しょうゆ、唐辛子の次に、砂糖、はちみつ、ぶどう糖果糖液糖の記載が。やはり、糖類はかなり加えられているようです。

【この甘辛、名古屋らしいかも!】

激辛商品としては珍しく感じますが、中部地方出身の私には、どことなくなつかしいような感覚も……。

そう、この甘辛具合、とっても名古屋らしいんですよね! 味噌カツやどて煮のように、赤味噌に砂糖やみりんを加えたような味わいがあるんです。

「15番」の場合、そこに赤唐辛子を加えて最高レベルの辛さに仕上げた感じ。ご当地グルメと激辛が融合したような、かなりユニークな味わいに感じられました。

【激辛好きなら「15番」に挑戦してみて!】

キムチ鍋や火鍋など唐辛子系の辛いお鍋は他にもありますが、それらとはひと味異なるテイストを醸し出している「赤から鍋スープ」

Amazonや楽天などのショッピングサイトで1袋500円前後で購入可能です。

激辛好きな皆さんは、たまにはこんなお鍋を楽しんでみるのもよいかも! ただし、「15番」はマジで辛いのでご注意くださいね。

そして、「15番」の2倍という狂気の辛さの「30倍」が、現在「Makuake」にてクラウドファンディング中。未知の辛さに挑戦してみたい人は応援購入してみてはいかが?

参照元:イチビキ赤からMakuake
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch