なぜハロウィンで仮装をするのかーーー?
10月31日の夜は、この世とあの世の境目がなくなり、あの世にいるはずの悪霊たちがこの世にやってくると信じられていました。そのとき魔物に魂をとられないよう、魔物の格好をして悪霊たちの目をくらまし自分に乗り移らないようにしたのが始まりです。
てことで、数年前ハロウィンの本場・アメリカで意気揚々と参加した私! ところが、道ゆく子どもたちに「Oh shit!」とか「Oh F**k!」と投げ掛けられ、楽しいはずの撮影タイムでも声をかけてもらえず、散々だったのです。な、なぜ……!
【アメリカの子供コーナーで購入した衣装】
欧米のハロウィンの凄さは過去に紹介しているので、チェックしてほしいのですが、とにかく力が入っている!
巨大なハロウィン専門店が登場し、ハロウィンに関するありとあらゆるアイテムが購入可能。家族で仮装して、街を歩き、みんなで仮装したまま食事をする。ハロウィンとは家族の思い出となるハートフルな日だということがわかりました。
ということで、私も仮装することに。
悩みに悩み、身長の関係でジュニアコーナーで購入した仮装がコチラ……!
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死神(grim reaper)だよ★
が、最初にお伝えした通り、結果は散々。当時はショックで何がダメだったのか聞けなかったので、外国の方に質問してみたら、意外な答えをもらいました。
【人を…殺しそうだね…】
Casey(アメリカ)
「こんなに完成度の高い死神がなかなかいないぜ! めっちゃこわくてそばに立つだけで勇気が必要だな。口の汚い言い方ですが、『Oh shit!』は『やべ~!』みたいな表現です。ってなわけで、このコスチュームは “うますぎる” ってことかな」
Alisa (ドイツ)
「怖いよ!!! ナイフを隠し持っていて、殺したあとに遺体を切り刻むスラッシャーと呼ばれる殺人鬼みたい。本当に怖い衣装はちょっと……人を殺すように見える」
Santi(スペイン)
「なんだこれ! このコスプレをしている人を見たら身構えるね。ハロウィンシーズンに潜む悪い奴じゃ?って」
Emma (スウェーデン)
「私は好き! ロードオブザリングのナズグル(指輪を狙ってくる敵)に少し似てるかも。もっとユーモアやコメディーに繋がってたら、みんなに好かれたんじゃないかな」
Hannah (イギリス)
「小さな子どもには無理かもしれないけど、個人的にはこのコスチュームは楽しめるかな」
Alex(アメリカ)
「ぶっちゃけ、子どもにとってはかなり怖いよね。自分が子どもだったら確実に怖がってると思う」
Oona(オーストラリア)
「欧米で死神と会えばもうすぐ死ぬ可能性があるので、怖がられたのだと思います!」
【まとめ:ユーモアのない仮装、ダメ絶対】
……という感じで、ほとんどが「怖すぎた」「殺人鬼にみえる」のが原因でした。
ユーモアが足りなすぎるのもダメだなんて知らなかったよ。今度この衣装を着用するときは、ケンタッキーやスタバをもったり、麦わら帽子をかぶって可愛さを演じようと思います!
協力:SoraNews24編集部&あんすずフレンズ
執筆:百村モモ
Photo:(c)Pouch
▼誰も近づいてこないよ、勝手にソーシャルディスタンスだよ。
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