現在開催中の北京オリンピックで、注目されている国があります。それは南国ジャマイカ。

冬季オリンピックといえば雪が舞台のスノースポーツ競技がメイン。しかし年中温暖なジャマイカがボブスレー競技に参加することで話題になっているんです。

そんな彼らの背景と被る実話を元にした映画『クール・ランニング』が、2022年2月11日放送の金曜ロードショーで放送決定。

今回は、どんな作品なのかと共に今だからこそ注目してほしいポイント2点をご紹介します!

【物語】

1993年公開の映画「クール・ランニング」のモデルは、1988年カルガリー冬季五輪に出場したジャマイカのボブスレー選手団。

オリンピック予選に敗れたジャマイカの青年が、偶然知ったボブスレー競技に可能性を見出し、仲間たちと一緒に再びオリンピックを目指します。

しかしボブスレーは氷の滑走路をソリで疾走する競技。雪の降らないジャマイカで育った青年たちにとっては “未知の存在” 。

それでも諦めず、右往左往しながらも競技を習得するまでの経緯は見どころ満載。バックに流れるレゲエミュージックも最高に心地いいです

【みどころ①:オリンピック精神を知れる】

そもそもオリンピック精神とは、「スポーツを通して心身を向上させ、文化・国籍などさまざまな違いを乗り越え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって、平和でよりよい世界の実現に貢献すること」。

本作はまさにこの精神が伝わってくる作品。南国出身でありながらウィンタースポーツに身を投じ、時にはぶつかりあいながらも仲間と友情を育み、フェアプレーで競技に挑む……。

そんな彼らの頑張りを称えるライバルの存在など、みているとスポーツの持つ力を知り、オリンピックの存在意義を思い出させてくれるのです。

【みどころ②:あの感動がよみがえる!?】

冬季オリンピックにジャマイカのボブスレー選手が出場するのは、本作のモデルとなった1988年以来。34年ぶりに帰ってきたことで、『クール・ランニング』の再来とも言われています。

チームの公式ツイッターには、本作さながら、陽気にダンスを披露する動画も投稿されており、ますます作品の世界観と重なるッ!

今見るべき映画は、本作以外にないと言えるのではないでしょうか!?

【注:いつもよりも放送時間が遅めです】

『金曜ロードショー』当日は、夜7時から北京五輪スキージャンプ男子個人ラージヒルが放送されるため、いつもより1時間遅い「夜10時スタート」となります。

オリンピックを観戦したあとに、『クール・ランニング』を鑑賞できるだなんて、なんて贅沢!

おそらく、今しかできない貴重な体験になると思うので、この機会にぜひ。

参照元:日本テレビ(1) (2)Twiitter @kinro_ntvTwitter @JBSFed
執筆:田端あんじ (c)Pouch

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▼陽気に踊るジャマイカのボブスレーチーム(本物)のみなさん