「推し活」、それは私たちオタクの癒しであり、生きる歓び。

しかし日々「推し活」に精進していたら気づいたことがあるのです。

推し活界も盛り上がり、やりたいこともどんどん増え続ける今。推し活、あまりに果てしなすぎる……!

大好きな推しのことで疲れちゃったら元も子もないし悲しいー! ということで、実際に “推し疲れ” を経験したことのある私が気をつけていることをご紹介します。

【疲れちゃうこともあるよね】

推しのことが好きだから推しているのに、元気をもらうどころか疲れるなんてあるの?

そう思う方もいるかもしれませんが、推し活って好きだからこそ実はかなり気力と体力を使うことだったりするんですよね。

「自分にムリせず健康な心で推し続ける」をテーマに、私が気をつけていることをまとめてみました。

【楽しく推すために気をつけていること 6選】

<①SNS=オタクをみる場ではなく情報収拾の場>

同じ仲間が簡単見つかる分、他の人の推し方もどんどん目に入ってくるのがSNS。

ついつい「私もこれだけやらなきゃいけないのかな?」「こんな体験できて羨ましいな」と心が揺れたり、「これが推し活界の常識だ」と思ってしまいがち。

SNSは情報収集のために使う、と割り切って自分に必要なものだけを吸収しましょ!

<②自分の好きを測らない>

沼は底なし、推し活に限界なし。

大事なのはどれだけ知っているか、どれだけ時間やお金をかけているかではなく、自分がどれだけ好きかの気持ちだけなのだ……!

<③自分でオタクの定義を作らない>

新規or古参、在宅or現場といった定義に当てはめると一気に窮屈になることも。推し活 is Freedom!

<④推しに盲目にならない>

愛する推し、だからこそ欠点や苦手だなと思ってしまう面を見て見ぬ振りをしてしまいがちですが、そうしたムリは推し疲れに繋がりがち。

推しの欠点や苦手な面も含めて全て愛することだけが推し活ではきっとないはず。

私たちはひとりのオタク。推しの全てを盲目に愛する聖母にならなくてもいいのです。

<⑤自分が推せるときに推せ!>

人間誰しも気が乗らないとき、お財布が厳しいときなど万全に推せないときだってあるもの。心から楽しく推すためにも、自分に無理をするのはNG。

その分、推したい欲が満タンになったら全身全霊で推せばいいのだ‼︎

<⑥気持ちが離れても愛した日々は消えない>

もし推しへの気持ちが離れてしまっても、罪悪感は持たないこと。

これまで推しから受けた幸せや目一杯愛した自分への誇りを胸に前進しましょ……! 推しを求めるものの前に、推しは現れるものです。

【私もペースを落とした経験あり】

かつて私が推し疲れを感じてしまったのは、長年応援してきた推しのメディア露出が一気に激増し、気持ちが追いつかなくなってしまったとき。

また出産後に1年近く推しの情報を追えなかった時期は、そのこと自体に焦りやストレスを感じる悪循環に陥ってしまったことも……。

このときは意識的に推しとの距離を取ることにしたのですが、しばらくしてふと「推したい‼︎」と思えた瞬間、推しへの熱が一気に復活。ムリせず自分のペースで推すことの大切さを実感したのでした。

【自分が1番楽しい推し活をしようっ! 】

全力で推したいと思える存在に出会えるって、ものすごく幸せなこと……‼︎

ライブなどの現場も減り、推しの活動も自分の生活も変化してしまった今、これまでのようにいかないことも多いはず。

ですがそんなときだからこそ自分の気持ちに素直に、マイペースに、ムリせず楽しく推し活をしていきましょう〜〜!

撮影・執筆:にのうでプニ子
Photo:(c)Pouch


[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]