日本でも急速に広まっていったサウナ文化。
一般的には「汗をかくことで身も心もスッキリできる場所」というイメージが強いかと思いますが……かつてのサウナは「出産の場」であり「新婚初夜を過ごす場」であり「死者の安置所」でもあったといいます。
これぞまさしく、ゆりかごから墓場まで。サウナがどんな歴史を辿り、どのように親しまれてきたのか、1冊の書籍から学んでみませんか?
【どんな本?】
2024年1月より発売される、サウナの本場・北欧発のビジュアルブック『至福の北欧サウナ 知られざる歴史と文化のすべて』(グラフィック社 / 税込み3190円)。
スウェーデンの新聞やテレビ・ラジオの料理コーナーなどを担当した、料理研究家でサウナファンのイェンス・リンデルさんによる書籍です。
本書では、世界のサウナや、現代に至るまでの様々なサウナ浴をビジュアル付きで紹介しているほか、
・古代北欧人の習慣「サウナ小屋と温熱」
・現代のアロマサウナやサウナヨガ
・世界の類似した習慣
などもわかりやすく解説。雪のそばでほてりを冷やす人々など、フィンランドならではの光景も掲載されています。
さらには、サウナの歴史、芸術・スポーツ・政治との関係も収録。みんなが知りたい「サウナのすべて」が1冊にまとめられているんです。
【料理やサウナ自作ノウハウも網羅】
また本書には、サウナで楽しむ料理のレシピも収録されています。フィンランドのサウナソーセージを調理する方法、風呂上がりのちょっとした軽食やドリンクなど、今すぐマネしたくなる情報が満載!
もっとがっつりサウナと向き合いたい人のための、サウナの自作ノウハウ(!)も。
「スチームバスなら標準的な大きさの浴室も設置可能」といった具体的な情報や、リトアニア流のヴィヒタの使い方など、読んでおきたいアレコレが詰まっておりますよっ。
【ページをめくるたび美しい】
ビジュアルブックと銘打っているだけあって、本書にはたくさんのイラストと写真が掲載されています。
わかりやすいのはもちろん、ページごとに開いて飾っておきたくなるほど美しい……! サウナー必読&永久保存版の1冊を、お部屋に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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