スウェーデンといえば、まず思い浮かぶのがオシャレで洗練されたインテリアや雑貨、という方が多いのでは? 確かに北欧デザインはとってもステキ。

だけど、インテリアだけでなくスウェーデンにはまだまだ日本人には知られていない魅力的なスイーツや食材がいろいろあるんです。

そんなスウェーデンならではの食文化とライフスタイルを伝える「TRY SWEDISH!」の日本版サイトがオープン! スウェーデン大使館で開催されたイベントに出席してきたので、その詳細をレポートしますね♪

【スウェーデンの食文化を語る3つのキーワードとは?】

私は以前、スウェーデンに留学していたのですが、スウェーデンの食文化とライフスタイルを語る上で欠かせないキーワードが

・FRUKOST=朝食
・FIKA=コーヒーブレイク
・FREDAGSMYS=まったりフライデー

の3つ。

【スウェーデンの朝食は?】

「FRUKOST」に関して言うと、スウェーデンでは多くの人がしっかりした朝食を食べます。典型的なメニューはオーツ麦や砂糖を控えたグラノーラにヨーグルトやベリー添えたもの。平たく乾いたクラッカー状のパンであるクリスプブレッドにスライスしたチーズをのせる朝食も一般的。

今回は実際に「ミューズリーとドライベリーのヨーグルト」「グレーヴェチーズとジャムのクリスプブレッド」等をいただきましたが、手間なく作れてヘルシーなので、これは新たな朝食メニューとして取り入れられそうです♪

ちなみにクリスプブレッドはIKEAでも売っているそうなので、次回訪れる際は要チェックですー!

【毎日の生活に欠かせないフィーカ】

そして、「FIKA(フィーカ)」は日本で言うお茶の時間。スウェーデン人にとってフィーカは欠かせない習慣で、1日に1回はちょっとしたスイーツとコーヒーを楽しむ時間を家庭ではもちろんオフィスでも大切にしています。

お供となるスイーツの定番はシナモンロール

その他クッキーや粘り気のあるチョコレートケーキ「クラードカーカ」も人気です。

私が昨年スウェーデンのホストファミリー宅に滞在した際も、朝食とランチの間やランチと夕食の間、さらには夕食後にまでフィーカの時間があり、旅行中は減りがちな体重が逆に増えたほど。

家族や友人、職場の仲間とゆったりおしゃべりしながら楽しむフィーカの時間はスウェーデンを象徴する幸せなひと時なんです。

【家族でまったり過ごす金曜日】

そして「FREDAGSMYS(=まったりフライデー)」は、金曜日の夜に家で家族や友人とテレビを見たり、ごちそうを食べたりしてまったり過ごすこと。タコスやチップスを食べることが多いそうです。

日本人の場合は会社帰りに飲みに行くことが多い金曜ですが、スウェーデン人は一目散に家に向かうのが普通。「金曜日は早めに家に帰る人が多いから16時頃が一番スーパーが混むの」とスウェーデン人の友人が話していたのを思い出しました。

【スウェーデンの文化を身近に感じられるよ】

このようなスウェーデン人のシンプルかつ豊かな食文化とライフスタイルが垣間見れる「TRY SWEDISH」。今後も発信が気になります!

なお、「TRY SWEDISH」の公式Instagramアカウントでは、スウェーデンのスイーツや食材、スウェーデンらしい暮らしが体験できる品々が贈られるプレゼントキャンペーンを開催中。

同キャンペーンでは、2019年3月5日までの間に、#tryswedishjapan に加えて「朝ごはん(#グモロンもぐもぐ)」「フィーカ(#わたしのフィーカ)」「まったりフライデー(#まったりフライデー)」より、自由に選んだテーマに合わせ撮影した画像と、テーマに合わせたハッシュタグを付けて投稿した方の中から、抽選で22名にスウェーデンらしいギフトがプレゼントされるそうなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね♪

参照元:TRY SWEDISH!
画像・執筆=沢野ゆうこ(c)Pouch

▼スウェーデンから来日したミシュランスターシェフ「PM & Vaenner」のPer Bengtsson氏が手がけたメニューの数々
▼IKEAのミートボールを使ったサンドイッチ
▼ブルーベリーとオートミールのお粥
▼IKEAのサーモンとクルースターデルを使った一品。ホムパにぴったり!
▼スウェーデンの小学校の給食にも出ると言うローズヒップスープ。これもIKEAで買えるそう!