とろ〜りとろけたチーズとサクサクのパンがおいしい、チーズトースト。マヨネーズをトッピングして焼いてもおいしいですよね!

そんなトースト界の定番とも言えるチーズトーストも、ヨーロッパのそれは、パンがチーズにまみれて見えないほど、チーズがたっぷり。「クルート・オ・フロマージュ(Croûte au fromage)」というもので、スイスやそのお隣フランスのサヴォア地方でも食べられているチーズトーストです。

パンとチーズ、白ワインがあれば手軽に作れて、まるでチーズフォンデュのようなおいしさ。週末のブランチやワインのお供にいかがでしょう?

それでは早速、レシピをご紹介していきますよ☆

【材料】(1〜2人分)

お好みのパン…バゲット1/2本(食パンなら2枚)
チーズ…200g
白ワイン…大さじ2〜3

※チーズはグリュイエールまたはエメンタール、ラクレット、トム・ド・サヴォア(※サヴォア地方のマイルドな風味の大きなチーズ)など。今回はエメンタール&ラクレットを使用。

【作り方 】

トースターのトレイ(またはオーブンの天板)にクッキングシートまたはアルミホイルを敷き、パンをのせる。

パンに白ワインをふりかけ、チーズをのせる。チーズがパンからはみ出すぐらい大量にのせるのがポイント!

トースターまたはオーブンでチーズが溶けるまで焼き上げる。※オーブンの場合は予熱あり・200〜220℃で、チーズが溶けるまで5〜7分程度焼く。

【“チーズフォンデュトースト”と名付けたい!】

白ワインがとろ〜りチーズのアクセントになって、トレ・トレ・トレボ〜ン!(※フランス語でめちゃんこウマいの意味)。チーズトーストというよりは、チーズフォンデュに近いリッチなおいしさです。

チーズもパンもワインも、チーズフォンデュに使う材料だから、当たり前といえば当たり前なのだけれど……!

【チーズが溶けたら食べ頃です】

チーズに焼き目があったほうが写真映りが良いため、今回は10分ほどかけて焼き上げましたが、チーズが溶けるタイミングで取り出してOKです。

焼き色をつけると、中がとろり、表面はパリッとした仕上がりに。これはこれでおいしいけれど、チーズに焼き色がつかない方が、よりとろ〜りとしたチーズの食感が楽しめますよ。お好みでどうぞ!

【ダブルチーズでおいしさアップ☆】

チーズフォンデュを作るときと同じように、チーズトーストに使うチーズも、何種類か組み合わせるとおいしさがUP! 今回は爽やかで芳醇な香りのエメンタール&コクのある濃厚なラクレットを使って作りました。大量のチーズが必要なフォンデュを作るよりは、安上がりなのもいいですね☆

地域によってはハムやベーコン、あるいは目玉焼きをトッピングすることもあるみたいだけれど、本場のチーズフォンデュと同じく、ほかの具はなくてもじゅうぶん美味しい!

肌寒い日にハフハフしながら味わう、とろ〜り濃厚なクルート・オ・フロマージュのおいしさったら……。みなさんもぜひ、試してみてくださいね♪

レシピ・撮影・執筆:sweetsholic
Photo:(c)Pouch