リップスティックのお値段はピンキリ。高級なのか、はたまた格安なのか……VOGUE JAPAN公式YouTube動画ではその見分け方を公開しています。

比較の仕方、種類別のチェックポイント、品質をテストする方法を紹介しているほか、「この成分はこういう効果があるんだよ~」といった専門的な分析も!

この動画、メイクをするすべての人にとって必見の内容となっておりますよ~。

【比較方法は?】

検証を担当するのは化学品技術者のクリスティーナさん。

同じタイプのリップスティック2種類を「A」と「B」として用意し、メーカーは伏せています。

その状況でクリスティーナさんは、リップ別のチェックポイントを押さえつつ、専門家ならではの視点でどちらが高級なのか検証していくのです。

その比較方法は次の2つ!

・腕をキャンバスにして2種類のリップを対角線上に2カ所塗る(象限法)
・くちびるの左右で2種類のリップを塗り分ける

腕とくちびるではリップスティックの見え方が異なるため、両方試した上で、発色、塗り心地、シワに入り込むかどうかなどをチェックしていきます。

また時間の経過によってどのように変化するのか、たしかめることも重要! 塗布したばかりの状態は素敵でも、ちょっと時間が経つとテカったり崩れたりするものもあるので注意が必要です。

【目で見て、塗布して…様々な角度からチェック】

クリスティーナさんがまず取りかかったのは、色を反射して広げる「サテン フィニッシュ」。このタイプのリップスティックにおけるチェックポイントは、発色の良さ、塗りやすさ、いい状態で長持ちするかどうかの3点です。

用意した「A」と「B」を見比べてみると、「A」は質感にムラがなく、ツヤがあってなめらか。いっぽう「B」は、側面はなめらかですが、上部は荒くザラついている印象です。

見るだけでは判断しかねるので、腕、そしてくちびるにも塗布していきます。

最終的には、「いい状態で長持ちするかどうか」をたしかめるべく、腕に施した試し塗りを広げて色変化がないかチェック! 色にほぼ変化がない「A」のほうが高級品と判断し、見事正解することができました。

【リップ別チェックポイント】

そのほかのリップ別チェックポイントは次のとおりです。

■クリームみたいなふわふわ質感「ムース リップ クリーム」
塗り心地の良さ、テクスチャーの感触がふんわりしているかどうか、色付き、しわのカバー力(りょく)

■色持ちを長時間キープ「マット リキッド リップスティック」
固形のものより落ちにくく長持ちするかどうか

■きらめく質感「グロス フィニッシュ リップスティック」
固形でありながらグロスのような美しいツヤが出るかどうか、立体感があるか

■王道の赤リップ「クラシック レッド リップスティック」
なめらかで塗りやすい質感、色付きと発色、持ちの良さと落ちにくさ

【値段=品質に直結しない】

検証中には、オレンジの皮の表面にリップを塗布して凸凹をカバーできるかどうか見る「オレンジテスト」や、オイリーなドレッシングをかけたサラダを食べて色落ちを確認する「サラダテスト」なども実践。

さらには、

「乾くスピード=製品の品質に直結するが、速乾性が高いとリップカラー自体が浮いて剥がれ落ちることもある」
「マットなリップの場合パウダー量が多いためやや塗りにくい、でも状態を保ってくれる」

といった専門家ならではの知識もバンバン飛び出しています。

またクリスティーナさんは「値段=品質に直結しない」「フィーリングで選ぶのも大事」といったことも動画で伝えています。

ツヤがほしいのか、逆に落ち着かせたいのか。人によってはブランドの好みもあるし、自分の感覚も大切にしたいものです。

こんな感じで見ごたえしかないこの動画。ただひとつだけ惜しいのはリップの商品名が明かされていないことです(涙)。お願いだから、教えてくれませんか~~~!

参照元:YouTube
執筆:田端あんじ (c)Pouch